
京急川崎駅前で進められている新アリーナ構想を巡り、DeNAと京急電鉄は21日、当初計画を上方修正し、約5千人増の最大約1万5千人収容とすることを明らかにした。計画地に隣接するビルを取得したことから、敷地面積は約1万3640平方メートルに拡大。首都圏最大規模のアリーナとなる見込みで、経済波及効果は年間約1273億円に上ることも示された。
新アリーナはDeNAが運営するバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の川崎ブレイブサンダースの本拠地とするほか、音楽イベントなどでの利用を見据え、2028年10月の開業を目指している。今年3月に発表した当初計画では、自動車教習所「KANTOモータースクール川崎校」の跡地約1万1670平方メートルを借り、最大約1万人収容の施設にするとしていた。