
◆イースタン・リーグ 巨人6―4西武(19日・ジャイアンツ球場)
開幕ローテ入りを確実にしている巨人・赤星優志投手が19日、調整のためにイースタン・リーグ西武戦に先発して4回4安打1失点、4奪三振と好投。安定感のある投球で順調な調整ぶりをはっきりと示した。
多彩な球種で狙いを絞らせないスタイルの右腕。この日の主役はシュートだった。右打者の内角を中心に投げ込み、ゴロアウトを量産。西武・ブランドンにソロを浴びたが1失点に抑え、「相手打線が内角を意識しているなかで、さらにシュートで攻めることができたのは良かった」と収穫を口にした。
「投げきれたボールとそうでないボールの差が大きかった。もっと精度を上げないといけない」。登板後の言葉には向上心と覚悟があふれた。先発ローテの柱として期待される右腕が、開幕へ万全の状態に仕上げていく。