京急川崎駅隣接エリアの新アリーナは1万5000人規模に拡大--建設予定地面積の拡張で

京急川崎駅隣接エリアの新アリーナは1万5000人規模に拡大--建設予定地面積の拡張で

  • CNET Japan
  • 更新日:2023/11/21
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ディー・エヌ・エー(DeNA)ならびに京浜急行電鉄(京急電鉄)は11月21日、2028年10月の開業を目指す京急川崎駅隣接エリアでの新アリーナを含む複合エンターテインメント施設の共同開発プロジェクト「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」について、建設予定地面積を拡張すると発表。複合エンターテインメント施設内のメインアリーナでのイベント興行時の最大想定収容人数について、1万5000人規模になるという。

これは、建設予定地に隣接する敷地を、プロジェクト対象地として追加したことにともなうもの。建設予定地となっている面積約1万1670平方メートルに、新たに約1970平方メートルの敷地が加わり、計約1万3640平方メートルへと拡張。当初メインアリーナでのイベント興行時の最大想定収容人数は1万0000人としていたが、1万5000人規模へと上方修正を行った。なお、DeNA傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がホームアリーナとして2028-29シーズン(2028年10月開幕)から使用する際の最大収容可能人数についても、1万2000人規模となる見込みという。

アリーナシティについては、メインアリーナを敷地内多摩川側に設置し、京急川崎駅側に17階建ての商業棟を建設する計画。商業棟は10~17階がホテルおよびレストラン、屋上は様々な活用方法を検討しているほか、3~8階にはスパ(温浴施設)やフードホールの設置を計画しているという。また、1~2階にはサブアリーナ兼ライブホールを設け、バスケットボール試合開催時の練習場としてだけでなく、最大2000人規模の音楽ライブなど、さまざまなイベントを開催出来るスペースとする予定という。

商業棟ならびにメインアリーナの正面玄関(プラザ)は3階で、商業棟の4~6階もメインアリーナと接続する形式。3Fのプラザを中心に、イベントや試合などの興行時にも利用可能なスペースとすることを計画しているという。

なお、複合エンターテインメント施設における設計チームの組成も発表。基本設計は 東急歌舞伎町タワーや東京有明アリーナを手がけたことでも知られる久米設計、アリーナのボウルデザイン、アリーナ内のVIPルームなどのホスピタリティ施設や、商業棟をはじめとするアリーナシティ内の施設全体との連携やUXデザインは、国内外のスタジアム・アリーナの開発に関わるメンバーが所属するオーバーランド・パートナーズ、外装デザインはパリを拠点に活動しているモロークスノキ建築設計が担当する。

ニュースリリース

佐藤和也 (編集部)

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