地震時の行動 教室で実践  横浜市立南吉田小3年生、消防署などの企画で学ぶ〈横浜市南区〉

地震時の行動 教室で実践 横浜市立南吉田小3年生、消防署などの企画で学ぶ〈横浜市南区〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2022/09/22

南吉田小学校(金子正人校長)で9月15日、3年生を対象に、防災について考えてもらう体験企画「防災てらこや」が行われた。南消防署の職員らが大地震発生時に取るべき行動や避難生活時のトイレなどについて、クイズやゲームを交えて説明。児童は「防災のことをもっと調べたい」と意欲を見せた。

「防災てらこや」は、子どもに防災意識を持ってもらうために、楽しく学べる環境を作ろうと、横浜橋通商店街が主催し、南消防署と新川町に事務所がある株式会社野毛印刷社が協力しているもの。

今年度から活動を始め、商店街の空きスペースを使って保育園児に火災予防に関する絵本を読み聞かせるなどしてきた。5月には南吉田小3年生の希望者や保護者ら約80人が南消防署を見学。さまざまな形で防災について考えてきた。

今回は初の出張授業。総合学習の時間を使い、3年生3クラスに▽防災トレーニング▽手話▽トイレ――の3つのプログラムを体験してもらった。

室内の危険確認

防災トレーニングでは教室を生活する部屋に見立て、そこに置かれた家具や本棚、電子レンジなどから危険がどこにあるかを確認。また、緊急地震速報が出たという想定で、室内のどこへ避難すれば良いかも考えるなど、災害をイメージしてプログラムを進めた。

手話体験では、災害時や避難所で聴覚障害者を支援する方法を考えた。消防署の職員が手話での簡単なあいさつを紹介し、その後は「○○をしている人」という設定で児童が「水を飲みたい」様子などをジェスチャーで表現するのを当てるクイズを行った。ほかにも、凝固剤を用いる非常用トイレがどのようなものかを体験した。

1時間半の体験を終えて児童からは「避難する時の行動をもっと調べたい」「手話を覚えたい」などの感想が聞かれた。

消防署の職員は「楽しみながら体験してもらえたのでは」とし、同校の金子校長は「子どもの防災への関心が高まっているのを感じる」と話した。3年生は今後も授業で防災・減災を学んでいき、学習の成果を形にしていく予定だ。

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意思をジェスチャーで伝えるクイズを行う児童

タウンニュース南区版

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