
ジョコビッチvsルブレフ : 画像提供 ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのA・ルブレフを6-1, 6-2, 6-4のストレートで破り、2年ぶり10度目のベスト4進出を果たした。また、この勝利でジョコビッチは全豪オープン26連勝を記録し、大会最多記録である元世界ランク1位のA・アガシ(アメリカ)に並んだ。
全豪オープンで10度目の優勝を狙っているジョコビッチは、前哨戦で痛めた左脚ハムストリングにテーピングを巻いて今大会に出場。3回戦までは試合中に痛みに耐える姿を見せていたが、4回戦で第22シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-2, 6-1, 6-2のストレートで破り、2年ぶり13度目のベスト8進出を果たした。デ ミノー戦後、ジョコビッチは左脚の状態について「今夜は痛みを感じなかった」と語っている。
一方のルブレフは、4回戦で第9シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 3-6, 6-3, 4-6, 7-6 (11-9)のフルセットで下しての勝ち上がり。最後はルブレフのリターンがネットインで決まる幕切れとなった。
両者は4度目の対戦でジョコビッチの2勝1敗。直近では昨年のツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の予選ラウンドロビンで対戦し、ジョコビッチが6-4, 6-1のストレート勝ちをおさめている。
ジョコビッチは2年ぶり10度目、ルブレフは初のベスト4進出をかけて戦う。
また、この試合の勝者は準決勝で、世界ランク35位のT・ポール(アメリカ)と同89位のB・シェルトン(アメリカ)の勝者と対戦する。
