
島しょ防衛を想定した日米共同訓練が、鹿児島県奄美市の陸上自衛隊奄美駐屯地などで本格的に始まりました。
今月14日に始まった日米共同訓練オリエント・シールド。奄美大島での実施は、奄美駐屯地の開設以降、4回目です。
19日朝、名瀬港には、陸上自衛隊の車両を積んだ民間の船が北海道から入り、多連装ロケットシステム「MLRS」や、装甲車などの車両およそ40台と150人の隊員が奄美入りしました。
奄美駐屯地には、すでにアメリカ軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」が到着していて、島しょ防衛を想定した日米共同訓練が今月23日まで行われます。
21日はアメリカ軍の小型揚陸艇が沖縄から初めて名瀬港に接岸し、名瀬運動公園などに燃料や食料を輸送する訓練が予定されています。