
3回、坂本の打球のクッションボールを素手でつかみ、素早く返球するノイジー(撮影・飯室逸平)
「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)
阪神のシェルドン・ノイジー外野手がまた強肩を発揮し、追加点のピンチを防いだ。
場面は三回だ。2死三塁から坂本の痛烈な打球が頭上を襲った。ダイレクトでフェンスを直撃したが、クッションボールが跳ね返ってくる地点に素早くノイジーが動いた。素手でキャッチすると、そのままカットマンの木浪へ送球。木浪から二塁ベースカバーの中野へと渡り、タッチアウトにした。
1点を先制され、なおも得点圏に走者を置いてクリーンアップを迎える状況だっただけに、超速で処理したノイジーのファインプレー。18日の中日戦でも好スローイングで一塁から三塁を目指した細川をタッチアウトにし、中日サイドのボーンヘッドを呼ぶ形で失点を防いだ助っ人。ツイッターで「ノイジーの肩」が再びトレンド入りし「バケモノ」「また助けられた」「肩もマジでやばいけど今回のクッション処理完璧すぎた」「坂本は悪くない」といったファンのつぶやきが集まっていた。