陰性が約束された!?「研究用」のPCR検査キット

陰性が約束された!?「研究用」のPCR検査キット

  • ラジオライフ.com
  • 更新日:2022/11/25

2019年12月に第1例目が報告された新型コロナウイルス感染症は、3年経った現在でも連日数万人の新規感染者を出すに至っています。流行初期は病院やホテルなどで完全隔離が行えたのですが、感染者数の爆発的増加によりやがて崩壊。重症患者以外は1週間ほどの自宅療養が基本と、月日が経つにつれて変化が生じてきました。

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PCR検査キットには無許可の研究用

新型コロナの感染有無に関する検査も同様で、医療機関で受診できるのは発熱などの症状、もしくは濃厚接触者である場合のみ。それ以外は街角に雨後のタケノコ式に登場した無料PCR検査場か、個人でPCR検査キットを購入して判断しなければならない現状となっています。

実はこのPCR検査キット、大きく分けて2種類のものが出回っているのです。1つは実証実験などにより国に認可を受けた「体外診断用医薬品」、もう1つが無許可の「研究用」です。

インターネットで手軽に入手できるPCR検査キットはほとんどが研究用で、この判定精度が問題に。研究用のPCR検査キットでは陰性と表示されたものの、改めて医療機関で検査したら陽性診断された、もしくはその逆だったなどのトラブルが続出しています。

PCR検査キットの研究用も冷暗所保存

それら「研究用」のPCR検査キットの場合、検査キットは冷暗所保存が原則にもかかわらず、灼熱の倉庫やコンテナ経由で運ばれてくることが少なくないらしく、結果が狂うのは必然といえるかもしれません。

インターネットやドラッグストアで入手できる各種検査キットをよくよく見ると、小さく「研究用」と書かれているのが分かります。検出精度は99%以上とのことですが、保管温度が2~30度までとシビアなのに、炎天下の路面で売られていたりします。

PCR検査をするなら、医療機関か体外診断用医薬品で行いましょう。旅行などに行きたいから、“確実”に陰性を出すために研究用で…なんて行為は絶対にNGです。

厚生労働省は2022年8月17日から「体外診断用医薬品」「第1類医薬品」の検査キットもインターネットで購入できるよう御触れを出しました。こちらでも「研究用」を買わないようにと警告しているのです。

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