【高校野球】「次は自分が」専大松戸を関東大会に導いた背番号11の好投 原動力は選抜の悔しさ

【高校野球】「次は自分が」専大松戸を関東大会に導いた背番号11の好投 原動力は選抜の悔しさ

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  • 更新日:2021/05/03
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先発した専大松戸・岡本陸【写真:川村虎大】

岡本が5回2安打無失点の好投「下半身が安定して真っ直ぐが良くなった」

高校野球の千葉県春季大会準決勝が3日、千葉県総合スポーツセンター野球場で行われた。今春の選抜に出場した専大松戸は、県船橋に7-0で7回コールド勝ち。先発を任された岡本陸投手(3年)が、5回2安打無失点の好投を見せた。6回からはエース・深沢鳳介投手(3年)が継投し、完封リレーで関東大会出場を決めた。

初戦の銚子商戦で球が荒れた反省を生かし、制球を重視した。直球、変化球ともに低めに集め、打者16人で外野まで飛ばされたのはわずか3本。5回を投げて無四球、5つの三振を奪った。

胸につっかえている思いが、背番号11を突き動かす。選抜での初戦となった中京大中京戦。エースの深沢がマウンドに立ち続けた。試合は0-2で惜敗。ベンチで晴れ舞台を終えた岡本は、もどかしかった。

「深沢は最高のピッチングだった。それで負けたので、仕方ないという気持ちと、投げたかったって気持ちが両方あって複雑な気持ちでした」

ただ、出番はなくても積み重ねてきた走り込みは嘘をつかなかった。昨秋は最速136キロだった球速は144キロに。「下半身が安定して真っ直ぐが良くなった実感はあります。真っ直ぐで押せて、変化球を活かせるようになりました」と手応えを感じる。今大会は先発も中継ぎも経験し、3試合で自責点0。深沢を準決勝まで温存させ、関東出場を決めてみせた。

持丸修一監督は準決勝までに5人の投手を起用。中でも岡本は計算できる2番手だと信頼する。「球筋、変化球が良くなっている。あとはもっと『俺がやるんだ』という気持ち。優しい男だから」。精神面での成長も求める。

「まず甲子園に出場して、次は自分が投げて勝ちたい」。成長実感の春、そして集大成の夏へ――。甲子園で感じた複雑な気持ちは、きっと甲子園でしか晴らせない。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

川村虎大 / Kodai Kawamura

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