
八幡市役所
京都府八幡市は23日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、17歳以下の12人に誤ってモデルナ社製のワクチンを接種していたと発表した。予約システムの不具合が原因という。
モデルナ社製の3回目接種は18歳以上が対象。市によると、同社製を使って市内医療機関で実施している集団接種の市のウェブ予約システムに一部仕様の不具合があり、16~17歳の約170人が3回目接種の予約ができる状態となっている。一部医療機関で誤接種が分かり、調べたところ、ウェブで予約した16、17歳の計12人が4月26日~6月20日にかけ、同社製ワクチンの接種を受けていたことが判明した。12人に発熱以外の目立った副反応はなく、健康被害も確認されていないという。
市によると、システムは仕様上、現時点で改修ができないという。対象外の年齢の人が予約していないか市側で改めて確認を行うなど、対応を強化するとしている。