悲しみ体型あるある…
「可愛い~♥」と思って買った服も、私が着るとなんか違う…。
身長&体型別で皆さんの〝苦手な服あるある〟を集めました。
あなたはどのタイプ…?チェックリストで確認してみてね。
みんなの苦手な服をもとに、プロのスタイリストがベストコーデを提案しちゃいます!
教えてくれたのは…
スタイリスト・笠原百合さん
論理的思考とセンスを兼ね備えたスタイリスト。モデルの体型を見極め、その人だからこそ似合うスタイリングを提案。女っぽさを絶妙に入れるスタイリングでラブコール多数♥
<目次>
身長高め×丸み くまさんタイプ
身長高め×華奢 しかさんタイプ
身長低め×丸み たぬきさんタイプ
身長低め×華奢 りすさんタイプ
身長高め×丸み くまさんタイプ
「身長高くてうらやましい~」って言われることもあるけれど、骨太&肉厚なカラダでは自信が持てない。男性を守れそうな"強さ"を隠すため、ついついオーバーサイズなどボディラインを隠す服に逃げがち。

ar4月号より
↓私たちの”苦手リスト” ↓
パフスリーブ
「肩幅が強調され、免れないガンダム化(31歳・事務)」マーメイドシルエットのスカート
「膝がキュッとする分、余計にお尻膨張(26歳・編集)」スキニーデニム
「特に骨盤まわりが大きく見えて泣けてくる(30歳・主婦)」Aラインワンピース
「胸から下がくびれず、マタニティ状態に(28歳・会社員)」リネン素材のアイテム
「"ゴワゴワ感"が異常に目立つ(22歳・大学生)」
STY笠原さんがレクチャー!
【くまさんタイプは…】
「切り替えがゆったりめのトップスは、ナチュラルに着られるうえに肩幅も隠せます。せっかくあるお尻の形が見えるよう、下半身はボディラインを意識して(笠原さん、以下同)」
●くまさんタイプの”鉄板コーデ”
中ピタ、外ダボのギャップコーデが誰よりも似合う!
「ピタキャミソールに、透け感のあるトップスを合わせればボディラインの生かし&隠しは完璧。デコルテを出すことで抜け感も生まれます。ボトムはフレアパンツでお尻のラインを出しつつ、脚の細見えを狙って」

ar4月号より
●くまさんタイプの”勝ちコーデ”
気になる"大きめパーツ"は、出し隠しがポイント
「オーバーサイズのスウェットも、着せられ感がなく自然に着られるのがこの体型の強み。ニットスカートなど、ボディラインに沿ったボトムでカジュアルに女っぽさをIN。派手な露出はせずに、スリットなどで色気をほんのり仕込むのも◎」

ar4月号より
→ar girlの着こなしをチェック

ar4月号より
新田玲奈さん
透けシャツに、ベージュ×ホワイトで柔らかな印象に。髪はまとめて顔まわりはすっきり。
水村里奈さん
カラダのラインがぼやけるセットアップは、黒のバッグで引き締め感を出しメリハリを。
身長高め×華奢 しかさんタイプ
「モデル体型!」なんて言われても嬉しくない!華奢がゆえの骨っぽさで際立つ不健康さ。
派手なビジューやサテン生地など、華やかなアイテムにカラダが負けがち。
高身長だからベスト丈に出会えないのも悩み。

ar4月号より
↓私たちの”苦手リスト” ↓
デコルテが開いたトップス
「薄いデコルテが目立ち、どうやっても貧相(34歳・主婦)」タイトスカート
「くびれがないため、全身がのっぺりに(25歳・SE)」ブーツカットデニム
「ベスト丈迷子。出会えてもなぜか昭和調(32歳・ライター)」ピタめのTシャツやシャツ
「カラダに厚みがなく、漂うメンズ感…(27歳・飲食店)」サテンなどのハリツヤ素材
「ハリ感にカラダが負けて、なんか寂しい(23歳・大学院生)」
STY笠原さんがレクチャー!
【しかさんタイプは…】
「首やデコルテを見せると貧相になるので、ハイネックや、ボウタイ・付け襟など首まわりをデコラティブに見せましょう。ハイウエストパンツなど、美脚強調アイテムが映える!」
●しかさんタイプの”鉄板コーデ”
華やかな首元と締まったボトムのバランスがGOOD
「首まわりはとにかくボリューミィに。ただの襟やブラウスではなく、リボンやタイ・フリルなど"飾り"感があるのが大事。せっかく脚がキレイなら、ハイウエストデニムやスキニーで美脚ラインを意識しましょう」

ar4月号より
●しかさんの”勝ちコーデ”
メンズっぽいアイテムを女らしく着こなして
「ビッグアウターは似合わないと思わなくてOK。MA-1などのカジュアルなアウターなら、着てもゴツく見えず、むしろ女性らしい装いに。ぜひ大きめアウターには美脚を強調するミニスカートを合わせてほしい」

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ar4月号より
西谷菜々さん
パフスリーブのトップスで丸くボリューミィに。高身長でも女性らしく見えるよう意識。
伏屋璃乃さん
脚を長く見せたいのでフロントイン。変形シャツ×シンプルパンツでバランスを重視。
身長低め×丸み たぬきさんタイプ
「小さくて可愛い♥」が"ぽっちゃり"にならないように必死。
背は低いのにカラダはむっちりしているから、否が応でも迫力が出る。
カラダのムチムチを隠そうとラインが出ない服を着れば"小さいおばさん"に。

ar4月号より
↓私たちの”苦手リスト” ↓
華奢ヒモのキャミソール
「素肌に1枚だと確実に金太郎化する!(28歳・会社員)」ドロップショルダーのアイテム
「肩の切り替えが下がるだけで寝間着っぽい(24歳・美容師)」タートルネック
「首を見せないと、とにかく丸顔が目立つ(21歳・専門学生)」膝丈フレアスカート
「ふくらはぎの丸さが際立ち、短足&太足に見える…(31歳・営業)」ハイカットスニーカー
「膝下のたくましさが止まらない!(20歳・大学生)」
STY笠原さんがレクチャー!
【たぬきさんタイプは…】
「肩幅や顔の丸さが気になるなら、デコルテを出して首まわりをすっきりと。Iラインを意識して高身長に見せましょう。カラダの凹凸を生かしたワントーンコーデも似合うはず」
●たぬきさんタイプの”鉄板コーデ”
透けトップスで軽やかさとボリューム感を両立
「ボリュームは上半身に持ってくるのが正解。どこかが透けている、など素肌見せのバランスを意識して。パンツをはくならスキニーなどピタッとしたものではなく、フレアなど、メリハリのあるもので脱むっちり感」

ar4月号より
●たぬきさんタイプの”勝ちコーデ”
ワントーン&ボディコン服でカラダのラインを強調
「このタイプはあえてカラダのラインを出した方が太って見えないです。ボディラインに沿ったニットワンピやセットアップなど、タイトなシルエットがベスト。カラダの凹凸でワントーンコーデがのっぺりせず、キレイに見えるのも長所」

ar4月号より
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ar4月号より
福地夏未さん
ボリューミィなパンツをハイウエストではきスタイルUP。デコルテ見せで抜け感も。
大塚りりあさん
Aラインワンピ×ふんわり感は出しつつ、ベストやベルトでウエスト位置を高めに。
身長低め×華奢 りすさんタイプ
「守ってあげたい♥」と思わなくて結構!
萌え感を狙えるオーバーサイズやボーイッシュコーデも、か細さでリアル小学生に。
かっちりめなセットアップも"着せられている"感が出てしまい…強くなりたい。

ar4月号より
↓私たちの”苦手リスト” ↓
オーバーサイズのトップス
「絶対に"着せられている"感が出る!(24歳・カフェ店員)」ジャケパンのセットアップ
「スーツっぽくなり、どうしてもハマらない(21歳・大学生)」ワイドパンツ
「身長の低さが目立ち、脚も短く見える(28歳・書店員)」重めシルエットのスカート
「ティアードスカートは引きずっている印象に(29歳・編集)」ミドルブーツ
「半端な丈になり、華奢なはずの脚も太くなる…(30歳・職員)」
STY笠原さんがレクチャー!
【りすさんタイプは…】
「カラダにフィットするアイテムで〝着せられている〟感をなくしましょう。ウエストマークで腰の位置を明確にし、低身長をカバー。下半身は透けやミニを取り入れ、とにかく軽やかに!」
●りすさんタイプの”鉄板コーデ”
軽やか素材のレイヤードで柔らかな印象に
「シアー素材のレイヤードは絶対似合う! しかさんと同じく、首が詰まったアイテムで薄めなデコルテは隠し、シアー素材をレイヤード。マキシ丈を着る時は、ただ長いスカートではなく、足元が透けているアイテムを選べばずるずる感も出ない」

ar4月号より
●りすさんタイプの”勝ちコーデ”
上半身も下半身もバランスを徹底的に管理
「デコルテが開いた服を着る時は、パフスリーブや帽子、アクセサリーなど顔まわりにポイントをプラス。ウエストの切り替えがあるミニスカートとロングのニーハイブーツなら唯一無二のスタイルアップができるはず」

ar4月号より
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ar4月号より
馬渕真由子さん
上はデコラティブ、下はベーシックに。トータルバランス重視で、くどさをマイナス。
地田華菜さん
春らしいピスタチオシャツにビスチェをレイヤード。華やかな印象にしました!
みんなのファッションがもっと楽しくなりますように!
Illustration:Mofucan、Tomomatsu Yuki
Cooperation:Kasahara Yuri
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