「Android 12」ベータ版をまだインストールすべきではない理由とは?

「Android 12」ベータ版をまだインストールすべきではない理由とは?

  • ライフハッカー[日本版]
  • 更新日:2021/06/11

「Android 12」初のベータ版が、複数のAndroid搭載デバイス向けにリリースされています。

いち早く試してみた人たちのレビューも上々。テスターたちは全面的に刷新されたインターフェースや、数多くの役立つ修正点、ベータ版ですでに搭載されている新機能を称賛しています。

このような熱い反応が、あなたのAndroid 12への期待感を高めたかもしれません。それでも今のところは、未完成のOSをインストールすることは控えておくほうが、賢い選択でしょう。

パブリックベータが公開されたということは、Android 12はようやく、一般ユーザーが信頼できる形で使えるようになったということです。それでも、多くの機能はまだ完成していないですし、実際には使えないものや、クラッシュしてしまう機能もかなりあります。

例えば、Android 12の「ゲームモード」は、最新のベータバージョンに項目入りしていますが、実際には使うことはできません。そのほかの設定やUIの変更も完璧ではありません。

こうした未完成の要素は、バグやパフォーマンスの問題を引き起こす恐れがあります。私たちが日常的に使うデバイスでは、こうしたトラブルは歓迎できるものではありません。

また、今の時点でAndroid 12のベータ版をおおむね安定して使えるとしても、最終版のリリースまでには多くの部分がアップデートされるため、こうした今後の変更が新たなバグを招く可能性もあります。

Android 12ではアプリの互換性が問題に

Android 12にはアプリの互換性が欠けています。一部には最新のベータでも問題なく動くアプリはあるものの、そもそもアプリ側がアップデートされなければ実行できないものも多いのです。

そして、あなたのお気に入りのアプリがまだAndroid 12に対応するためのアップデートを済ませておらず、2021年内に予定されているこのOSの正式リリースまで待たなければならなくなる可能性もかなりあります。

さらに、Android 12の最終版が発表されたとしても、今回は新しいインターフェース・デザインが採用されているため、通常のOSアップデート後の数週間と比べても、一部のアプリではより大規模な互換性の問題が起きるかもしれません。

これは今のところ憶測の域を出ませんが、Android 12の正式リリースが予想以上の混乱を招いたとしても、私は驚きません。

もちろん、こうしたことは、複数のAndroid搭載デバイスを持っている熱烈なAndroidマニアや、テスト目的で初期のビルドを試している開発者、さらには自身の使用感を一般の人に伝えるのに熱心なジャーナリストやアーリーアダプターにとっては大した問題ではないでしょう。

でもそれは、裏を返せば、今の時点でAndroid 12のベータをわざわざダウンロードすべきなのはこうしたタイプの人たちだけ、とも言えます。

Google Chromeのブックマークをバックアップしてエクスポートする方法

「最終バージョンが出るまでなんてとても待てない」という人もいるでしょう。あるいは、今後安定性が改善することを期待して、最初の数バージョンについてはベータのインストールを我慢しようと考えている人もいるかもしれません。

それでも、もっとも安全な選択肢は、最終版がリリースされるまでもう数カ月待つことです。

ここまでの警告を見ても、やはりベータを試したいという人は、こちらからAndroid 12のベータプログラムにエントリーできます。

ただし、アップデートをインストールする「前」に、必ずユーザーファイルや写真をバックアップしておきましょう。ベータのインストール後にAndroid 11に巻き戻すと、ユーザーデータがすべて消去されてしまうからです。

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Source:techradar,developers

ライフハッカー編集部,ガリレオ

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