障害者アートに触れる場を 別府市の藤沢さん「ギャラリー&カフェ」をオープン

障害者アートに触れる場を 別府市の藤沢さん「ギャラリー&カフェ」をオープン

  • 大分合同新聞
  • 更新日:2022/05/14
No image

「障害者アートの魅力を知って」と呼び掛ける藤沢民雄さん=別府市朝見のギャラリー&カフェ「スマイルプラス」

【別府】別府市朝見に障害者アートを常設する「ギャラリー&カフェsmile+(スマイルプラス)」がオープンした。障害のある人が描く絵の世界観に魅了された藤沢民雄さん(74)=同市秋葉町=が、ゆっくりと作品に触れる場を提供しようとつくった。企画第1弾としてヒマワリを描いた作品だけを展示する「ひまわりの花」展(6月26日まで)を開いている。

藤沢さんが障害者アートに出合ったのは7年前、髙山辰雄賞ジュニア美術展で見た支援学校生が描いた一枚の絵だった。多様な人が手をつなぎ、虹色に仕上げられたその絵が「魔力のように頭から離れなくなった」という。

障害者アートには力強さや前向きなエネルギーがあると実感。以来、作品とアーティストを応援するさまざまな活動をするようになった。

4年前から障害者アート展示会「元気のでるアート!」実行委員会のメンバーとして活動。2020年末までの1年半は市内の飲食店内の壁面を借りて“ギャラリー”を営んだ。より居心地のいい場所づくりのため、空いていた実家(木造2階)を改装し、1月に店舗を開いた。

県内のアーティストの作品を2、3カ月ごとに入れ替えながら毎回十数点を展示する。店内には1960~70年代の洋・邦楽をレコードで流し、週替わりのズッパ(イタリアのスープ)やこだわりのアップルパイなどを提供する。

「どれも自然と湧き上がる衝動を表現するアールブリュット作品。いろんなタイプの絵を見てほしい」と藤沢さん。絵のリースやグッズ開発なども手がける予定。「少しでもビジネスにつなげたい。障害のある人の社会進出や生活向上になれば」と話している。

<メモ>

営業時間は毎週金、土、日曜の午前10時半~午後4時。ひまわりの花展は2回に分けて展示する。パート1は22日まで。甲斐瞳さん(大分市)や藤沢奈央さん(由布市)ら4人が描いた“ひまわり”15点が並ぶ。問い合わせはスマイルプラス(TEL090・1849・0573)。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加