【転職検討者、必見!】リクルートキャリアのプロに聞く、タイプ別転職アドバイス&チェックリスト

【転職検討者、必見!】リクルートキャリアのプロに聞く、タイプ別転職アドバイス&チェックリスト

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  • 更新日:2021/11/27

みんなの転職事情!
転職=キャリアアップじゃなくても幸せ!? 僕らが会社を離れた理由。 [20代のリアルな転職実例集 #1 ]

読者アンケートで多かった「転職したい理由」5タイプを、キャリアアドバイザーが解説! 転職活動をする前に考えるべきこと&やるべきことについてのアドバイスももらいました。

\ 教えてくれたのは /

リクルートエージェント 村田祐人さん

キャリアアドバイザー歴6年。2013年アパレル企業より中途入社。第二新卒のキャリアや転職活動を担当するキャリアアドバイザー。国家資格キャリアコンサルタントなどの資格を保有。

あなたの転職したい理由は?

ワークライフバランスをとりたいタイプ

職場環境や給料に不満があるタイプ

仕事内容が楽しくないタイプ

やりたいことが変わり、異業種転職したいタイプ

今よりもキャリアアップしたいタイプ

ワークライフバランスを とりたいタイプ

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趣味や好きなことだけでなく副業に時間を使いたい人も多い

残業を減らしたり、休日を増やしたりして、自分の時間を取るために転職したいという人はこのタイプ。しかし、最近その理由も変化してきているとか。「近頃の傾向として、“趣味などの好きなことに費やす時間が欲しい”に加えて、“空いた時間で副業したい”という理由が増えています。特に、第二新卒あたりのZ世代は、キャリアを複数持ちたいという価値観の方が増えているように感じます。また、“緊急事態宣言中で職場に行く必要性がないにもかかわらず、リモート勤務が許可されなかった”という理由で、会社が推奨する働き方に疑問を持ち、転職を考える20代も多いですね。単純に就業時間を減らす、というだけでなく、これからの働き方を見据えたうえで、“ワークライフバランスがとれる会社に転職したい”と考える方が多いようです。新しい働き方を模索している方もこのタイプに含まれますね」

なぜバランスがとれないのかを考えてみる

時間を捻出したい理由をはっきりさせる

「もし部署や仕事内容が理由ならば、まずは周囲に自分が悩んでいることを相談すれば業務量を減らしてもらえるかもしれません。会社全体が忙しいなら、転職を考えてみましょう。転職によってできた時間で何をしたいかを明確にしておくことも大切。“労働時間を減らしたい”以上のゴールがないと、転職活動も曖昧になり、うまくいきづらくなります」

職場環境や給料に 不満があるタイプ

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パワハラ、ブラック以外に社風が合わないと感じる人も

上司との距離が近すぎて関与されることが多かったり、激務薄給やサービス残業、パワハラなど、いわゆる“ブラック”な環境で働いている人たち。「年収不安があったり、パワハラを感じたりして転職活動を始める人は多いです。現在だと、オンラインでの仕事が多くなり、上司とコミュニケーションが取りづらく、成長できる実感がない……というパターンも増えてきています。入社時に聞いていた条件と違う、という場合も多いので、注意が必要ですね。またパワハラとまではいかなくても、社風に合わないということもあります。オーナー企業と呼ばれるような上の力が強すぎる会社に入ってしまい、風通しが悪いと感じてしまったり、逆にベンチャー企業に入社して、求められるレベル感の割に会社として整っていないことで、嫌になるパターンも。自分に合う社風の会社を選ぶのが大事です」

特定の人物が苦手なのか社風が苦手なのか理解する

法律に触れているなどウソがある場合は即“転活”

「もし特定の誰かひとりが苦手ならば、それを理由に転職するのはおすすめできません。同じタイプの人が転職先にいた場合、同じ苦しみを味わうからです。しかもいるかいないかは、転職し、配属されてみないとわからないもの。逆に会社全体の雰囲気が苦手だったり、労働基準法に違反していたり、条件にウソがあった場合などは転職活動を始めましょう」

仕事内容が 楽しくないタイプ

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何が楽しくないのか深掘りしてみることが大切

「“なんとなく楽しくない”“仕事内容にやりがいを感じない”などの理由で転職を考えるタイプですね。このタイプに多いのが、入社年次が浅いためまだ大きな仕事を任されていない、ということに気づいていないことです。数年たつと仕事が楽しくなってくることも多いので、転職は慎重に考えるべき。“なぜ”楽しくないのかをきちんと整理することが重要です。また、最近多い傾向としては、“コロナの影響によりメイン事業がストップしてしまい、回復の見込みもないため全く違う部署に行かされてしまった”というパターンです。“会社の都合で希望した部署と違う配属となりこの先、希望部署への異動の見込みもない”という理由であれば、転職活動を検討してみてもよいかもしれません」。“なんとなく”の部分を突き詰めてみて、現在の会社に所属したままでも解決可能かどうかを考えてみることも必要だそう。

3〜5歳上の先輩の業務内容をよく見てみる

キャリアアドバイザーに相談してみる

「仕事に慣れてもらうため、新人には簡単な仕事を回す傾向が。なので、今楽しくないのは当たり前かも? 同じ部署の先輩の仕事を見て楽しそうであれば、様子見してみてもいいでしょう。また、“楽しくない”の理由がはっきりしない場合は、自分が何を求めているのかを整理するために、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです」

やりたいことが変わり、 異業種転職したいタイプ

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夢を追いかける人だけでなく伸びる業界に行きたがる人も増加

「漠然と業種を変えたいとご相談される方も多いと感じます。“いい会社に入って勤めあげる”ではなく、“自分のスキルを上げて自分の市場価値を上げたい”というのが今の若い方のキャリア感。新しいスキルを得られる業種に転職したいというご希望が多く、企画やマーケティング分野が人気です。IT分野に、全くの未経験から応募される方も多いです。専門性を高めて、自分の市場価値を高めたいという考えの裏にあるのは、会社に安定を求めていないこと。“会社というのは不安定なものだ”という考えがスタンダードなので、安定を“自分のスキル”で勝ち取ろうとしています。そのため“やりたいこと”が“自分のスキルを磨く”ことに変わり、伸びていきそうな業種への転職をご希望される方が多いです」。もちろん新しく見つけた夢をめざす、という人も一定数はいるそう。将来を見据えて、若いうちに異業種転職するのもアリ!

転職するかどうか抜きで「転職活動」してみる!

行きたい業種の求人を見て自分に足りないことを知る

「このタイプの方には、まず転職活動をやってみることをおすすめします。自分がその業界でどの程度評価してもらえるのかを知るためです。内定が出た場合も条件を確認して受けるか辞退をするか決めることもできます。そこまでの勇気や時間がないのなら、まずは求人情報の確認。どんなスキルが必要か確認し、転職が現実的かを検討してみてください」

今よりもキャリア アップしたいタイプ

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自分にとってのキャリアアップは何かを定めること

キャリアアップとひと言で言っても、何をもってそう呼ぶかは人それぞれ。「待遇面が上がる、社格が上がる、今の自分のスキルが上がる……など、自分の中の“キャリアアップ”をめざして転職活動をすることになります。まず、待遇面。本人が“現状だとあまりにも待遇が悪い”と気づくのは、学生時代の友達と接する中で、周りと比べて低い部分があると知ったときが多いですね。あとは、現在の状況に不満はないけれど、会社の先輩を見ていると、スキルや待遇が上がっておらず、不安を感じるというパターンもあります。社格については“自分の仕事は好きだが、社格が上の会社に商品の競争力で勝てないので、やりたいことができない”という理由も多いです。また、ピンポイントに“このサービスが面白いから関わりたい”と特定の会社のみを受ける方もいらっしゃいます。“キャリア”にはいろいろな種類があるんです」

自分にとっての“キャリア”を明確にする

転職活動し、受かった会社と現在の会社を比べる

「まずは自分が求めているキャリアは何かをはっきりさせましょう。そして、このタイプも、転職活動をしてみるといいです。そして、受かった会社と今の会社を比較する。元の会社に残ったほうがキャリアアップできそうだと判断する方もたくさんいます。その場合“転職すべきか?”のモヤモヤを払拭(ふっしょく)できるので、納得しながら働くことができます」

転職活動は気軽に、 転職を決めるのは慎重に

「“転職活動”は、今の会社や働き方に少しでも違和感があれば、やってみるのが◎。転職活動をしたからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。むしろ、転職を決めるときは慎重にすべきです。もちろんいい結果が出れば会社を変える選択肢も出てきますが、今の会社のほうがいいと思ったり、内定先に違和感があるなら焦って決めないほうがいい。また、現在の転職マーケットの状況は実は良好です。コロナ禍で一度落ち込みましたが、今は2019年の水準に戻っています。昨年はコロナ禍で採用数を少なくする動きもありましたが、もともと企業は人手不足の傾向があり、採用ニーズは消えていませんでした。そのため採用活動ができる状態になった段階で、企業は採用に向けて動き始めました。業種にもよりますが、むしろ“第二新卒が転職するなら今!”という印象も。転職しようか悩んでいる方は、思い切って転職活動にチャレンジしてみては」

Illustrations:yua Text:Miki Higashi

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