映画「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」完成披露舞台あいさつに出席したふぉ～ゆ～辰巳雄大（左）と浜中文一
ふぉ～ゆ～辰巳雄大（36）と浜中文一（35）が19日、都内で、映画「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」（菊地健雄監督、10月27日公開）完成披露舞台あいさつに出席した。
1000年間生き続ける男2人と転生を繰り返す少女の運命を描く壮絶な物語が、映画、舞台、漫画と3つのメディアで同時進行する。辰巳と浜中は、映画、舞台版ともにダブル主演する。
辰巳は草介、浜中は光蔭（みつかげ）とそれぞれ1000年生きる若者を演じた。同作で映画初出演にして初主演となる辰巳は、オファーを受けた当時を振りかえり「小学校6年生でこの世界に入って、（映画出演を）大きな目標の1つとしてやってきたので、すごくうれしかったです」と感慨深げに話した。浜中は「僕、映画やるって聞いたのが撮影の前日やったんですよ。どうしたもんかなあって」とジョークを飛ばし、菊地監督が「うそ！ うそ！」と慌てて訂正。辰巳に「母親も来てるんでしょ！ 今日」と突っ込まれ、浜中は「はい。本当映画出ることができてうれしかったです」と素直な胸の内を話した。
同作の主題歌「心つないで」を歌唱するのはふぉ～ゆ～。同グループはCDデビューをせずにジャニーズJr．を卒業した異色のユニットとしてよく紹介されている。辰巳は「CD出してないのに主題歌！？ って驚きから始まりました」と苦笑。「曲が出来上がって歌詞を見たとき、本当に作品のストーリーをすごく表してるなと。撮影の思い出を振りかえりながら歌えて、（役名の）草介が歌ってるというのは言い過ぎかもしれないですけど、自分ってこんな声で歌うんだって思った」と話し、「フルバージョンもどこかで披露したい。CDデビューの話来るんじゃないかって思ってます！」と笑顔でアピールした。浜中は「すごく作品に合ってるというか、その歌も含めてこの映画になってる、一部になってるなって」と称賛した。
ヒロインの舞・とわを演じた小西桜子（25）も出席した。
舞台版は「THEATRICAL LIVE『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』」（上演台本、演出・鈴木勝秀氏）と題し、8日～18日まで東京で上演された。大阪では22日～24日まで上演予定。漫画版は現在「月刊プリンセス」（著・naked ape）で連載されている。
