
山口県は新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の50代の女性1人が死亡したと発表した。県内で自宅療養中の人が死亡したのは初めて。
山口県は新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の50代の女性1人が死亡したと発表した。県内で自宅療養中の人が死亡したのは初めてだ。
山口県によると死亡した女性は5月10日に新型コロナに感染し、当初は軽症として自宅療養していた。11、12日と電話連絡をしたが応答がなく13日、保健所の職員が自宅を訪問したところ応答がないため警察に通報。自宅の敷地内で倒れている本人が発見され、その後、死亡が確認されたという。
女性は一人暮らしで基礎疾患があったものの、咳などの症状は改善傾向で呼吸が苦しいこともなかったことから、軽症と判断されたということで、死因は警察が調べている。
自宅療養中の感染者の死亡は県内では初めてだ。
山口県内の14日の感染確認の発表は319人だった。自治体別では岩国市が83人、下関市が61人、山口市が38などとなっている。このうち感染経路が分かっていないのは123人だ。