「ガソリンで火を付けた」伯父が供述 焼け跡から携行缶、布団にまいたか 稲美町放火殺人

「ガソリンで火を付けた」伯父が供述 焼け跡から携行缶、布団にまいたか 稲美町放火殺人

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2021/11/25

兵庫県稲美町岡で19日深夜、民家が全焼し小学生の兄弟が死亡した事件で、現住建造物等放火と殺人容疑で24日に逮捕された無職の伯父(51)が「ガソリンを使って火を付けた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。

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放火事件で亡くなった小学生兄弟の冥福を祈って手を合わせる女性たち=25日午後1時6分、稲美町岡

伯父の逮捕容疑は、19日午後11時35分~40分ごろ、居住していた稲美町岡の民家に放火し、就寝中の小学6年の兄(12)と同1年の弟(7)を殺害した疑い。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めている。

火は短時間で激しく燃え広がり、兄弟はいずれも急性一酸化炭素中毒で死亡。捜査関係者によると、伯父のものとみられる布団などの残骸からガソリン成分が検出された。また、燃え残った車庫でガソリンを入れる携行缶が見つかったことも判明した。

ガソリンの入手方法を巡っては、2019年のアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火殺人事件を受けて規制が強化。ガソリンを容器に詰め替えて販売する場合、購入者の身元や目的確認、販売記録を保存するよう事業者に義務付けた。捜査本部は放火の動機とともに、ガソリンの入手ルートなどを調べている。

伯父は数年前からこの民家で兄弟とその両親との5人で暮らしていたが、火災後、行方が分からなくなっていた。

かつて大阪にいたとの情報があったことから、捜査本部は同容疑者が土地勘を持つ大阪を捜索。24日午後1時ごろ、大阪市北区の扇町公園のベンチに1人で座っている伯父を見つけた。携帯電話は持っておらず、所持金は数千円だった。

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