子育てをしていれば、誰でもイライラする場面に遭遇します。そんなとき、あなたはそのイライラをどう静めていますか? 今回は、ママたちが実践している「子育て中にイライラしたとき、心を落ち着ける方法」をご紹介します。共感できる、参考になりそうなコメントがたくさんありました。

(イラスト:まちこ@achiachiachico)
食べたり、飲んだりしてリフレッシュ
好きなお菓子を食べて、リラックスすることです。
(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
好きなスイーツを食べる。
(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
コーヒーを飲んでリラックスする。
(39歳/商社・卸/事務系専門職)
イライラしたときや疲れたときは、なぜか甘いものが食べたくなりますね。好きなお菓子やスイーツを食べたり、コーヒーなどを飲んでひと息入れると答えたママのコメントが目立ちました。なかには「甘いものを爆食いする」と答えたママも! ただ、甘いものを食べすぎると、カロリーオーバーになる可能性も。食べるのは少量に留めておいて、ほかの方法でストレスを解消できたらいいですね。
リラックスタイムで気分転換を図る
好きなアイドルの動画を観ること。
(33歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
音楽を聴く。
(30歳/自動車関連/事務系専門職)
入浴剤の高級なのを買って、ゆっくりお風呂に入る。
(40歳以上/医療・福祉/専門職)
動画を観たり、音楽を聴くなど「自分が好きなこと」をしてやり過ごしているママも多数いました。ポイントは、子どもの好きなアニメでも音楽でもなく、「ママ推し」というところでしょう。好きなアイドルの動画や好みの音楽を耳にすることで、イライラ地獄をうまく回避できているようです。
また、高級な入浴剤を入れてゆったりバスタイムをしているママもいました。子どもがいると自分のペースでお風呂に入ることも難しいですよね。たまにはこういった優雅なひとときを過ごすことも大切ですね。
とにかく寝る
ひと寝入りする。
(36歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
とにかく寝ること。
(31歳/金融・証券/営業職)
寝る!
(39歳/内職)
イライラした心を落ち着かせるために「寝る」と答えたママもいました。イライラしてどうしようもないけど、子どもを残して家を空けるわけにもいかないときや、物に当たってしまいそうなときは、寝てしまうのもひとつの手。寝て時間が経てば、気持ちの切り替えができるかもしれませんね。
少し子どもと離れてみる
子どもと別の部屋に行く。
(35歳/小売店/販売職・サービス系)
一時保育に預け、距離をとる。
(33歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)
子どもと少し離れ、気持ちを冷静にする。
(37歳/医療・福祉/専門職)
物理的に子どもと距離を置く、と答えたママもいました。子どもの安全が十分に確保できる場所だと確認した上で、ちょっとだけ距離を置いてみるのもアリでしょう。また、一時保育などを利用して数時間好きなことをすることで、気が晴れるかもしれません。
1時間でも夫に見てもらい、カフェなどでひとり時間を作る。
(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
夫に対応を託して無になる。
(39歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
叶いそうで叶わない、ママが「ひとり時間を持つこと」。この2人のママのように、ひとりで過ごす時間は、イライラを鎮められる最善な方法ではないでしょうか。可能であればどんどんパパにヘルプを要請しましょう!
愚痴る・おしゃべり
これはママ友とランチをして愚痴るしかない。
(30歳/自動車関連/事務系専門職)
ママ友と話をする。
(40歳以上/商社・卸/事務系専門職)
旦那さんと愚痴りながらとにかく甘いもの、辛いものを食べて発散してます!
(28歳/情報・IT/技術職)
イライラしたことを誰かに話して発散しているママも多数いました。同じ時期に同年代の子どもを育てている者同士だからこそ、大変さを共感してくれたり、アドバイスをくれたりしますよね。
また、パパと愚痴っているママも。夫婦で同じ気持ちになれるって、大事なことです。
こんな貴重なコメントも
不妊治療の苦しかった日を思い出すようにしている。
(36歳/建設・土木/販売職・サービス系)
子どもを授かることって本当に奇跡的なことなんですよね。特に不妊治療は、肉体的にも、精神的にも、さらに金銭的にも厳しいもの。授かったときのよろこびや、出産後に赤ちゃんと初対面した瞬間を思い出すことは、イライラした気持ちを静める最短距離かもしれませんね。
「今だけ、今だけ」と心でつぶやいている。
(40歳以上/金融・証券/販売職・サービス系)
子どもは成長します。泣くことしかできなかった赤ちゃんは、やがてハイハイし、歩くようになり、イヤイヤ期に突入しても、話す語彙が増えて、自分も気持ちを伝えられるようになることでだんだん落ち着いてきます。
そう、今だけなんです! 成長過程のひとつと割り切って、子どもと接することも大事ですね。
精神的なイライラなら、なんとか子どもが寝るまで踏ん張って、子どもが寝てから睡眠を削ってでもひとりの時間を作る。だらだらスマホを眺める時間をとれるだけでも大きい。
イライラが体力的な限界からきているときは、逆に寸暇を惜しんで寝る。日ごろやっている家事でも手を抜くようにして、体力を温存する。
(40歳以上/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
こちらのコメントをくれたママの気持ちって、とても現実的で共感できると思いませんか? 精神的なイライラは自由時間を作って気分転換し、体力が限界を迎えそうなときは睡眠をむさぼる……。そうです、そうです、家事は手抜きで構わないんですよ。本当に子どもを育てるって大変なのですから!
まとめ
いつもニコニコで優しいママ……できれば誰もがそうなりたいはず。でもそうはいかないのが育児あるあるでしょう。
今回の調査では、イライラしてどうしようもないときは「食べる・飲む」「リラックスタイムを作る」「寝る」という方法を取っているママのコメントが目立ちました。
育児にイライラはつきものと割り切って、自分に合ったイライラを鎮める方法を見つけてみてくださいね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月27日~5月15日
調査人数:155人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)
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