
ワクチン接種が遅々として進まぬ中、新型コロナ感染を防ぐためには個人が努力するしかないという状況が続く日本。しかし、思わぬところに落とし穴が存在するようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「床」にモノを直置きすることの危険性を指摘。その上で、予防を徹底させるために各家庭で取り組むべきことを記しています。
ソコに置かない
さて、本日は意外な場所のお話。
新型コロナ以降、手洗いやマスクがすっかり生活に定着しましたね。外出するとき、マスクを忘れなくなりましたし、建物の玄関にアルコール消毒液や検温計があるのもフツーになりました。ヤだわ( ̄∇ ̄)
新型コロナに限りませんが、ウィルスってどうやって家や部屋の中に入りこむんでしょうか。実は↓こういう順なんですよ。
バッグ・洋服・手や髪にくっついて部屋へ入りこむ
↓
空気中に漂う
↓
ホコリにくっついて床に落ちる
↓
スリッパや足の裏にくっついて他の部屋に入りこむ
↓
人の動きでホコリにくっついたまま部屋の隅に
↓
ホコリと一緒に溜まっていく
うん、つまり、
床に落ちている
ということですよ。ということは
床に密着したモノにはウイルスがくっつく
ということです。当然だよね。
こう考えると、家の中にあるナニがキケンなのか想像できますね。
足の裏
スリッパの裏
靴下
このくらいはトーゼンですが、それ以外にも
直置きしたモノ全て
です( ̄∇ ̄) あーーーーー!な感じですよね。
バッグ
脱ぎ捨てた服
雑誌
ぬいぐるみ
タオル
クッション
コンビニで買ってきた飲み物・お菓子
直置きはクセなので、やらない家庭では徹底的にやりませんがクセがついている家庭では、およそありとあらゆるモノが直置きされてしまいます。これが
キケン
なんですよ~。コンビニに行って飲み物を買って、そのままリビングの床にちょっと置いて、洗面所で手を洗って、コンビニ袋を持ち上げてダイニングのテーブルへ。で、そこで飲み物を取り出してテーブルへ置く。これで飲み物の底にウィルスが付着したわけですよ。
なので、これを防ぐには
床に直置きしない
ようにするのが一番近道です。チョイとそこの床に置くクセのあるご家庭は注意しましょう。
その上で
ホコリを取り除く掃除をする
ことです。ホコリにくっついて落ちているんですから、ホコリを掃除しちゃえば一網打尽のはずですよね。
そして
静電気を起こさないようにする
ことです。静電気が起きるようだと、ホコリをガンガン吸い寄せてホコリとウィルスの乗り物状態になってしまいますから。
持っているものは、床に置かない。マスクもアルコール消毒も意味がなくなっちゃうかもしれませんよ。
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『システマティックな「ま、いっか」家事術』