市民の力で希望の光を 大分駅前のクスノキをライトアップ、CFで費用募る

市民の力で希望の光を 大分駅前のクスノキをライトアップ、CFで費用募る

  • 大分合同新聞
  • 更新日:2021/11/25
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「クスノキをイルミネーションで飾ろう」と呼び掛ける大分都心まちづくり委員会のメンバー=大分市のJR大分駅府内中央口広場

【大分】大分市のJR大分駅前に立つシンボルツリーをライトアップしようと、市中心部の商店街や大型店などでつくる大分都心まちづくり委員会はクラウドファンディング(CF)で設置費用を募っている。「市民の力で、コロナ禍で沈む街に希望の光をともしたい」と思い描く。30日まで。

シンボルツリーは府内中央口広場北側のクスノキ。1911年に国鉄の大分駅開業に合わせ駅舎正面に植えられ、待ち合わせや憩いの場として親しまれた。64年の駅構内の拡張工事に伴い、市内の造園業者の元へ。一時は行方不明になっていたが、2015年の駅ビル開業を機に帰ってきた。

委員会はクスノキの歴史を調べ、市民から情報を収集した。戦禍や伐採の危機をくぐり抜け、人々の喜びや悲しみを見つめた木。街の象徴として語り継ぐためプロジェクトを立ち上げた。

大分駅など市中心部で開催中の「おおいた光のファンタジー」(来年2月14日まで)の会期中、ツリーを点灯させる。

委員会によると、照明機材の整備や損耗部品の補充で費用がかさみ、財源確保に苦慮している。CFでツリーのイルミネーション設置費用の一部を募る。

CFは大分合同新聞社や大分銀行が運営する「sandwich(サンドイッチ)」で実施。支援は1口千円から。リターンとしてツリー前の看板に支援者の名前(ニックネーム、子どもの名前も可)を記載する。目標額は30万円。

12月24日午後6時半から点灯式を開く。藤井俊之イルミネーション部会長(42)は「一人でも多くの市民に参加してもらい、街を元気にしたい」と協力を呼び掛けている。

問い合わせは事務局の大分まちなか倶楽部(TEL097・573・7377)。

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