
リバプールのユルゲン・クロップ監督が今シーズンを振り返った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。
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リバプールは今シーズン本来の強さを見せられなかったものの、終盤に調子を上げて20日のプレミアリーグ第37節でアストン・ビラ相手に引き分けるまで7連勝を記録した。
来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が得られる4位以内でのフィニッシュを目指していたリバプールだったが、25日に行われた延期分のリーグ第32節で3位マンチェスター・ユナイテッドが勝利したため、5位でのフィニッシュが確定した。
クロップ監督就任後、成功を収め続けてきたリバプールは6年連続CLに出場しており、7年ぶりに出場権を逸することに。エジプト代表FWモハメド・サラーは落胆を露わにし、世間も騒がしい中、クロップ監督は「誰が気にする?」とCL出場権を逃したことについて気にしないとし、経験を得られたと前向きに今シーズンを振り返った。
「今シーズンは素晴らしいと言えるものではなかったが、問題と言えるのは財政的なものだけだった。これはフットボール界の大きな問題だ。それは理解している」
「来シーズンもヨーロッパでの戦いが予定されている。火曜日、水曜日(CL開催日)の代わりに木曜日の試合になるが、誰が気にするんだ?素晴らしい試合や雰囲気があるし、それに加えてFAカップもリーグカップもリーグ戦もある。そこに向けて挑戦してみよう」
「すべてが良い方向に進んでいる時は、一緒に進んでいる実感が得やすい。逆の場合はそれが難しくなる。今シーズンはそれを証明してしまった。私にとって、その経験が今シーズン獲得したトロフィーのようなものだ」
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