2022-23年終盤となる2月にアイス&スノーのカルガリーを追加。1月からカナダ連戦に/NitroRX

2022-23年終盤となる2月にアイス&スノーのカルガリーを追加。1月からカナダ連戦に/NitroRX

  • AUTOSPORT web
  • 更新日:2022/11/25
No image

創設2年目となる2022年から、当初計画どおり“グローバル・シリーズ”へと変貌を遂げた『Nitro Rallycross(ナイトロ・ラリークロス/NitroRX)』が、アメリカ・アリゾナ州フェニックスでの第5-6戦を終え、年跨ぎの2022-23年シーズン第8戦としてカナダ・アルバータ州はカルガリーでの1戦を追加した。スタンピード・パークに専用トラックを設置して雪と氷のスノー&アイス戦を実施し、新年1月21~22日にケベックで開催の第7戦に続くカナダ連戦が計画されている。

開幕戦となったイギリス・リデンヒル、第2戦スウェーデン、そして第3戦に予定されていたフィンランド戦の開催中止を経て、10月初旬に故郷アメリカへと凱旋した同シリーズは、地元初戦となったミネソタ州ミネアポリスにあるERXモーターパークを経て、アリゾナ州フェニックスはワイルドホースパスでのダブルヘッダー戦を実施。この最新ラウンドでは、初代シリーズチャンピオンにも輝くトラビス・パストラーナ(バーモント・スポーツカー)と、強豪ドレイヤー&レインボールド・レーシング・ウィズ・JCレーステクニーク(DRR JC)から参戦する開幕覇者ロビン・ラーソンがそれぞれ勝利を飾っている。

そのワイルドホースパスでは、2020年のNASCARカップシリーズ王者でもあるチェイス・エリオットと、今季2022年のデイトナ500覇者オースティン・シンドリックのゲスト参戦も話題を集めたが、そんな新興ラリークロス・シリーズに追加された2月4~5日のカルガリー戦は、モーター出力約800kW(約1070PS)、最大トルク1100Nm、0-100km/h加速わずか1.4秒をマークする新開発電動車両『FC1-X』の初テストとして、2022年初頭に北欧で走行して以来となる雪上サーフェスでの勝負が予定されている。

「このNitroRX創設以来、我々は地球上でもっともエキサイティングなモータースポーツ・イベントを製作するため、自らの限界をつねに押し広げてきた」と語るのは、創設者パストラーナとともに運営代表を務めるブレット・クラーク。

「ドライバー、フォーマット、トラック、そして開催場所に至るまで、我々は明らかに次世代モータースポーツとしてのブランドを構築してきた。カルガリーの象徴的スタジアムであるスタンピード・パーク内のアイストラックで、そのテーゼを次のレベルに引き上げることになるだろう」と続けたクラーク代表。

「素晴らしいパートナーであるカルガリー観光局と協力し、このエキサイティングなイベントをアルバータ州にもたらせることに興奮している。カルガリーのチームが見せる熱意とホスピタリティは、まさに我々が主催都市とのパートナーシップで求めるものであり、同市で開催される最大のモータースポーツイベントになると信じている。このイベントに世界中からファンを連れてくることは楽しみでもあり、シリーズにとっても真の喜びだ」

No image

今季より導入された新開発電動車両『FC1-X』は、モーター出力約800kW(約1070PS)、最大トルク1100Nm、0-100km/h加速わずか1.4秒をマークする

No image

新年1月21~22日にケベックで開催の第7戦に続き、2月4~5日のカルガリー戦追加で、カナダ連戦が実現する

■「カルチャーショックを受けた」とクリス・ミーク

一方、元F1王者ジェンソン・バトンの代役として、開幕直後の欧州イベントにXite Energy Racingから参戦したクリス・ミークだが、急きょのF1チャンピオン欠場によりフェニックスのダブルヘッダーでふたたび出場機会が巡ってきた。そのWRC世界ラリー選手権優勝経験者は、本来なら走ることのなかったアメリカのトラックに関し「ヨーロッパのものとはレベルが違うと言わざるを得ない」と、改めて北米発の選手権にカルチャーショックを受けたと明かす。

「ここには非常に広大な場所があり、トラビス(パストラーナ)はスーパークロスとモトクロスから得た多くの経験により、サーキット設営にもそれをインプットする。正直言ってこれは4輪の『スーパークロス・トラック』みたいなものだ」と語ったミーク。

「アイデアは素晴らしいし、コンセプトも素晴らしい。そしてこれらすべての源になる”非常識な”ギャップジャンプなど……ああ、何者にも変え難いコンセプトがそこにはある。それらすべてをパッケージ化して認識する必要があるんだ」と続けるミーク。

ミーク自身はまだ今後のシリーズ参戦計画が未定ではあるものの、フェニックス第6戦での3位初表彰台の自信と経験を経て、次の機会が来ることを確信している。

「もし彼らがこのようなトラックをもっと続けるとすれば、僕は必ず戻ってくるだろうね!」

No image

元F1王者ジェンソン・バトンの代役としてXite Energy Racingから参戦するクリス・ミーク

No image

「”非常識な”ギャップジャンプなど……何者にも変え難いコンセプトがそこにはある」とミーク

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加