転倒やマシントラブルが相次いだ鈴鹿4耐。ヤマハが1-2でIBIS REI Racingの松岡玲、永江伸崇が制す

転倒やマシントラブルが相次いだ鈴鹿4耐。ヤマハが1-2でIBIS REI Racingの松岡玲、永江伸崇が制す

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  • 更新日:2022/08/06
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8月6日に決勝を迎えた鈴鹿4時間耐久ロードレース。昨夜から降っている雨の影響で路面は濡れ、ウエットコンディションとなった。しかし各車がコースインを始める頃には雨は降っておらず、曇り空の下に全32台のマシンがホームストレート上に並べられた。

9時にスタートが切られた鈴鹿4耐は、鈴鹿8耐の名物とも言えるル・マン式スタートにより鈴鹿4耐が幕を開けた。村瀬豊(MOTO WIN RACING)が良い動き出しを見せたが、オートライフハノ + ADF + 乱乱、そしてポールポジションスタートのclub Taira Promoteの順で1コーナーに侵入していく。少し出遅れた2番手に三上真矢(club Taira Promote)はS字のふたつめでトップに立ち、2番手の羽野に大きな差を築いていく。

トップの三上が最終コーナー立ちを上がる後方では、後方スタートの松岡玲(IBIS REI Racing)が4番手まで迫り、2番手でコントロールラインを通過。トップを走る三上の後を追う松岡は、2周目の1コーナーで早々に仕留めて先頭に立つと、徐々にペースを上げていき、三上との差を広げていく。周回を重ねるごとにベストラップを刻み、何度も自身のファステストラップを塗り替えていく松岡は、早くも10周目でバックマーカーをパス。

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2022鈴鹿4耐:松岡玲(IBIS REI Racing)

開始から約27分、6番手を走行していた稲垣琢真(F.C.C. Honda Dream 鈴鹿)が5番手の安冨成士(TEAM SAMURAI)をパスしてひとつポジションを上げるが、その直後に二輪専用シケインふたつ目の切り返しで転倒。マシンをコースサイドに止めて再スタートを試み、エンジンがかかったため再スタートを切って27番手で復帰した。

19周目を迎え、遠藤晃慶(磐田レーシングファミリー)と羽野の抜きつ抜かれつの3番手争いが展開され、羽野が意地を見せて3位をキープ。開始から1時間に差し掛かる頃には、徐々に上位陣でもピットの動きが出始める。2番手を走る三上は22周目を終えて中堀拓己に交代し、フロントリヤともに新品のレインタイヤを選択。続いてトップの松岡がピットインして永江伸崇に交代、こちらはフロントリヤともにドライタイヤを選択した。ライン上は乾きつつあったが、ウエットパッチが所々に残っており、タイヤ選択がチームによって分かれることになった。

開始から1時間10分時点でのトップは中堀拓己、大中真次(Green Sports RT+ナリデン&RT Black Zone)、鈴木慎吾(MOTO WIN RACING)と続いた。3番手の鈴木慎吾はセクター1・2でベストタイムを塗り替える。しかし、わずか6周でピットインした長江に代わり松岡が8番手で復帰すると、またもファステストラップを連発させ猛烈な追い上げを見せ、33周目には2分19秒344を記録して、爆速で駆け抜けていく。

レースは1時間30分経過し36周目を迎えると、2番手を走る鈴木慎吾がトップの中堀をS字で交わしてトップに立つと一気に離してリードを築く。43周を終えて、トップの鈴木がピットに入ったことにより、猛烈な追い上げを見せて2番手を走っていた松岡がこれでトップを奪い返す。

レースは2時間を経過して折り返し、ここで6番手を走行していたMOTO WIN RACINGにピット作業違反による2周減算のペナルティが科されることに。転倒を喫するライダーやマシントラブルを抱えるチームが増えてくる。3番手を走行していた羽野がスロー走行で130Rでマシンを止めてしまうが、ゆっくりと自走でピットに戻り、中谷に交代して遅れながらもレースに復帰した。

残すところあと1時間、バックストレート付近でOMRacing&KDC+T2Farmが転倒を喫した影響によりセーフティカー(SC)が導入される。残り24分を切ったところでレースはリスタート。この時点でトップは変わらずIBIS REI Racing、2番手には見事な追い上げを見せたMOTO WIN RACING、3番手には25番の磐田レーシングファミリーが続いた。

抜群の再スタートを切ったトップの松岡はラストスパートをかけて、85周目を終えた時点で5度目のピットに入り、永江に残りの15分を託した。続いてMOTO WIN RACINGもピットインを行い、鈴木慎吾から村瀬豊にラストスティントを任せた。

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2022鈴鹿4耐 インタークラス 表彰式

夏の祭典鈴鹿8耐を前に行われた鈴鹿4耐、トップを守りながら見事4時間を走り抜いたBIS REI Racing(松岡玲/永江伸崇組)がトップチェッカーを受けた。2位にはヤマハ発動機およびグループ会社の社員で構成されている磐田レーシングファミリー(遠藤晃慶/高居京平組)、そしてペナルティを受けるも怒涛の追い上げを見せたMOTO WIN RACING(村瀬豊/鈴木慎吾組)が3位でチェッカーを受けた。

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2022鈴鹿4耐 ナショナルクラス 表彰式

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2022鈴鹿4耐 決勝 正式結果

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