志摩ノ海 貴景勝と頂上対決へ!6連勝で自己新11勝トップ守る

志摩ノ海 貴景勝と頂上対決へ!6連勝で自己新11勝トップ守る

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2020/11/20
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竜電(右)を攻める志摩ノ海(撮影・園田高夫)

「大相撲11月場所・12日目」(19日、両国国技館)

し烈なV戦線サバイバルは幕尻の志摩ノ海が竜電を下手出し投げで破り、6連勝で自己新11勝目を挙げ、首位を死守した。13日目は大関貴景勝とトップ1敗同士の直接対決が組まれた。初場所の徳勝龍、7月場所の照ノ富士に続き20年3度目の幕尻Vへ向け、一世一代の大一番に臨む。

志摩ノ海が低空戦をしぶとく制した。低い攻めの竜電のさらに下に頭を付け、コツコツ押し続けた。地元三重名産、伊勢えび色の締め込みで、やめられない止まらない“えび戦法”。腰を折り前傾で絶対に頭を上げない。体の起きた相手のまわしを取ると鮮やか下手出し投げで転がした。

「根負けしないように頑張りました」と、自己新11勝目をもぎ取った。プロ265勝目で自身初の決まり手。「何も考えていない。師匠(木瀬親方=元幕内肥後ノ海)に言われた通り取れば大丈夫。あとは体が反応」とゾーンに入っている。

初場所で幕尻優勝した徳勝龍は明徳義塾高-近大-木瀬部屋と直系の兄弟子。優勝パレードでは自身が旗手を務めオープンカーから歓喜を味わった。「すごい人がいっぱいいた。車に乗るのは夢」と言う一方で「悔しい」と本音。「旗手として乗ったからにはあの横に乗りたい」。兄弟子の次は自分の番と胸に刻んだ瞬間だった。

13日目は大関貴景勝と1敗トップ同士の激突。今年は幕尻と大関の対戦は3度目。過去2回はいずれも幕尻が勝ち優勝した。2度あることは3度ある。

翌日の取組は部屋に戻り師匠から告げられるのがルーティン。この日も取組後、13日目の相手を問われると「何も考えたくないので本当、すいません」と謝罪。決戦を前にしても変わらぬ誠実な人柄をにじませた。

出身の志摩市志摩町和具は県内屈指の規模を誇る漁港。母・浜口恵子さんは連日、近所中から「勝ったね」と声をかけられる。同市初の関取に町中が熱視線を送る。さあ、大一番。志摩に大漁旗が舞う。

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