
「今年はどこに行こうか」
大親友とわたしには、毎年決まったお約束があります。
それは、星野リゾート 界 に宿泊すること。
大人な贅沢旅を毎年1回楽しんでいます。
それが今年で3年目を迎えました。
1年目は、伊東にある 界 アンジンへ。
2年目は、鬼怒川にある 界 鬼怒川へ。
そして今年は、なんと、、初めて飛行機を使って
鹿児島県へ。
界 霧島に行ってまいりました。

車がないと厳しいくらいの山奥にあります。
ここに向かうまでに野生の鹿に遭遇。
車越しにめちゃめちゃガン見されました。笑

どこからきたの?と言いたげな様子
本当にこの先にホテルがあるのかな?心配になってしまうくらい、山を登ります。
ホテルに到着した時はもう18時を過ぎていて、外の景色は眺められなかったのですが、ひんやりとした空気のおいしさは明々白々。
せっかくなので、普段より早くて深い呼吸を心がけて、肺に詰め込みました。
それからお部屋に到着。


もう、大満足です。(まだまだこれから)
朝起きたら、目の前に大自然が広がっている、、はず。
考えるだけでわくわく。

アメニティのひとつとしていただける「手ぬぐい」
宿泊先によって色が違うので、毎回楽しみなんです。
次は夜ご飯へ。



霧島のメインは黒豚のしゃぶしゃぶでした。
まず、お出汁が美味しい。
そして黒豚がとろける。
界 に宿泊するのが3回目ということもあり、それぞれご当地の美味しいものを味わえるのも、また行きたくなる要因です。
夜ご飯を終え、待ちに待った温泉。
なんと、客室から小さなスロープカーに乗って向かいます。
乗車時間は1.2分。
着いた先は、広いすすき野原。

夜は真っ暗だったので、朝撮りました
その先に、湯浴み場があります。
夜はお客さんが誰もおらず、広い湯船を独占。
露天風呂は静かで、暗いすすき野原を眺めながらゆったりと過ごせます。
そして、星野リゾート 界 のお楽しみはもうひとつ。
「ご当地楽」
その地域の魅力をスタッフの皆様が、おもてなしという形で見せてくれるのです。
霧島は、天孫降臨神話にゆかりが深い地。
ということで、スタッフの皆様が神々に扮して、天孫降臨の物語を表現してくれました。
日本最古の歴史書である古事記に記されている神話、「天孫降臨」。天孫降臨は日本の建国神話とその歴史のはじまりとされており、霧島の地で古くから語り継がれてきました。はるか昔、天上界を司っていたとされているアマテラスオオミカミ。そのころ地上界を司っていたのがサルタヒコでした。アマテラスオオミカミはある時、孫神のニニギノミコトに暗黒の地上界に光をもたらすように命を下します。ニニギノミコトは三種の神器と和穂を片手に、数柱の神々を連れて地上界に降り立ちました。天上界の神たちの降臨を受け、地上での道案内をしたのが、地上界の神サルタヒコです。ニニギノミコトは降り立った山の山頂(高千穂峰)に、鉾を逆さに突き立てました。するとその逆鉾を目印に、天上界から八百万の神が降り立ったそうです。そして天上界と地上界が1つになった、という国拓きのお話です。

実際に先生に習ったということで、迫力満点。
聞くだけではなく、見ることでより理解が深まります。
霧島という地のことを肌で感じられた瞬間でした。
たくさんのおもてなしを見せてくれるスタッフの皆さま、ただただ尊敬です。
翌朝、、目が覚めて目の前に広がっていた景色。

奥の方に桜島。
桜島を見下ろすというのは、ここでしかできない経験かもしれません。
「霧島を選んで良かった」
と心から思いました。
わたしだけかもしれませんが、美しい景色を見ると、家族や恋人、大切な人にいつも見せたくなって、一緒に見てほしいと思ってしまいます。
小さい時から、なんでかその気持ちが薄れません。
簡単に訪れられる場所ではないけれど、また来れたら良いな。

朝ごはんも隅々までしっかりいただきました。
ここ、星野リゾート 界 の朝ごはんでいただける、
こんぶ梅がとっても美味しいんです。
梅の酸味の中に、こんぶの甘みがあって、ご飯によく合う。
足をお運びになる際は、味わってみてください。
チェックアウトは11:00。
ギリギリまでお部屋でくつろぎました。
この大人の贅沢を、毎年一緒に楽しんでくれる大親友には感謝感謝です。
「さて、来年はどこにいこうかね。」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このクリエイターの記事をもっと読む

【言葉も絵も初めて書いてみる】海外のこと旅行のこと。日々考えること。世界遺産検定2級→1級に向けて勉強中。“彼とわたしのささやかな日常”
いちごバター