中国の草原生態保護の補助奨励政策、農牧民1200万世帯に恩恵

中国の草原生態保護の補助奨励政策、農牧民1200万世帯に恩恵

  • 新華社通信
  • 更新日:2021/09/15
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中国の草原生態保護の補助奨励政策、農牧民1200万世帯に恩恵

中国青海省海南チベット族自治州共和県の夏拉草原で草をはむヒツジの群れ。(8月29日に撮影、西寧=新華社記者/厳賦憬)

【新華社蘭州9月15日】中国農業農村部は14日、甘粛省蘭州市で開催した草原生態保護の補助奨励政策に関するシンポジウムで、中国が草原生態保護を補助・奨励するために中央財政資金から投じた金額が2020年末までに累計1701億6400万元(1元=約17円)となり、農牧民1200万世帯以上が恩恵を受けたと明らかにした。同政策の実施により、中国の草原生態は全体的に改善し、人と草と家畜のバランスの問題が効果的に緩和された。

中国の「緑の生態障壁」の中でも、草原は最も面積が広く、11年から主な草原牧畜地域の省・自治区で、草原生態保護を補助・奨励する政策が実施されてきた。5年を一つの実施サイクルとし、補助奨励金は主に放牧禁止の実施や、草と家畜のバランスを取るために使われてきた。

同政策の実施以来、全国の草原12億1千万ムー(約80万7千平方キロ)で放牧が禁止され、草原の回復を進めてきた。また、草原26億500万ムー(約174万平方キロ)で草と家畜のバランスを回復する取り組みが推進され、10年には30%だった全国の重点自然草原における家畜過剰率が20年には10.1%まで減少した。

第14次5カ年規画(十四五、2021~25年)期間中、中国は3回目の草原生態保護補助奨励政策を実施する。放牧禁止対象地域では1ムー(約667平方メートル)当たり7.5元、草原と家畜のバランス回復奨励対象地域では1ムー当たり2.5元を基準として試算し、中央財政から毎年支出される補助奨励の資金は155億6千万元から168億元に引き上げられた。(記者/張新新、王朋)

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