
42歳の男とその父親(71)が東京・足立区の高齢の夫婦からキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出したとして逮捕されました。
堀沢輝一容疑者と父親の賢容疑者は先月、仲間と共謀して足立区の夫婦(70代)からキャッシュカード2枚をだまし取ったうえ、114万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。
警視庁によりますと、夫婦のもとには事前に年金に関する嘘の電話があり、その後に銀行員を装った輝一容疑者が訪れてカードを受け取っていました。
父親の賢容疑者は車を運転して輝一容疑者を夫婦の家や現金を引き出すATMまで送ったということです。
輝一容疑者は「詐欺とは分からなかった」、賢容疑者は「息子が何をしているか知らなかった」といずれも容疑を一部否認しています。