「求む、名付け親」 栃木県矢板市がバス停で命名権募集

  • 産経ニュース
  • 更新日:2021/06/10

栃木県矢板市は10月の公共交通の再編に合わせ、市営バスのバス停でのネーミングライツ(命名権)導入を決め、〝名付け親〟となる企業などを募集している。路線維持やサービス向上に向け、新たな財源を確保するのが狙い。企業や店舗がバス停近くに立地する場合は、敷地内への乗り入れも検討するなどの特典も用意しているという。

同市では現在、定時定路線型の市営バス(7路線)を運行する。だが市民からの「バス停まで遠い」「バスの本数が少ない」といった意見を受け、10月からは事前予約制で運行する「デマンド交通」とJR矢板駅周辺を循環する「中央部循環路線」に再編。これに合わせ、同路線のバス停15カ所のうち、13カ所で命名権を募集することにした。

命名権のうち、企業や店舗の名称や愛称がそのままバス停名になる「本名称」は広告料として年15万円、既存のバス停名に企業の名称や愛称を併記する「副名称」は同10万円。バス停付近(半径50メートル以内)の事業所や店舗が対象だが、バス停付近でなくても「副名称」には応募できる。

命名権を取得するとバス停にスポンサーの名称や愛称が付けられ、「本名称」の場合は事業所や店舗の敷地内にバスが乗り入れることも可能だ。バス停の名称なので、市ホームページや市発行の路線図・時刻表にも企業名や愛称が掲載されることになるという。

契約期間は10月1日から3年。問い合わせは市総務課(0287・43・1113)で受け付ける。同市では「広告料として新たな自主財源を確保し、市営バス運行のサービス向上につなげたい」としている。

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