堤礼実アナが魅了されているソダシ。「争奪戦」に参戦もあえなく完敗

堤礼実アナが魅了されているソダシ。「争奪戦」に参戦もあえなく完敗

  • Sportiva
  • 更新日:2021/05/02
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堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第15回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、すばらしい活躍を見せている新人女性騎手たちの話とともに、春のGIシリーズ序盤戦で見られた快挙について振り返ってもらった――。

◆天皇賞・春、阪神への舞台替わりで浮上する伏兵馬

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話題の新人女性ジョッキー、古川奈穂騎手と永島まなみ騎手がすばらしい活躍を見せています。

デビューからまもなくして、同一週にふたりそろって初勝利。先輩である藤田菜七子騎手と合わせて、「3人の女性騎手が同じレースに騎乗する日がやってくるのも、そう遠くはないのかもしれません」――そう記したのは、ほんの1カ月前のことでした。

その初勝利の驚きから束の間、4月10日の新潟第3レースで、早くも女性騎手3人の同一レース騎乗が実現。同日の第7レースでは、女性騎手によるワン・ツー・フィニッシュ(1着が藤田騎手、2着が永島騎手)の快挙となりました。

すると1週間後、4月17日の新潟第7レースでは、なんとワン・ツー・スリー・フィニッシュ(1着が古川騎手、2着が藤田騎手、3着が永島騎手)が成し遂げられました。

女性騎手によるワン・ツー、そしてワン・ツー・スリーフィニッシュは、ともにJRA史上初の記録です。

率直な感想は「早いっ!」。3人が同じレースに騎乗するのもそう遠くはない......どころの話ではありませんでした(苦笑)。デビューからわずか2カ月足らずで、こうもいろいろな偉業を遂げてしまうとは、うれしさもありますが、正直、驚きのほうが大きいです。

女性騎手ということばかりに注目していると、ついつい忘れてしまいそうになりますが、古川騎手と永島騎手はまだ新人ですからね。本当に驚かされます。

近い内にまた違う"史上初"が達成されるのでしょうか。こうやって3人の女性騎手がお互いに高め合い、3人が重賞レースで勝敗を争う日もそう遠くはないのかもしれませんね。

さて、今年も春のGIシリーズがスタート。名勝負が繰り広げられています。

大阪杯では、昨年無敗の三冠馬となった1番人気コントレイルが3着。その一方で、牝馬のレイパパレが無敗でGI初勝利を飾りました。「競馬に絶対はないんだな」ということを、改めて感じたレースとなりました。

それにしても、勝ったレイパパレは強かったですね。私は自分と同じ「レイ」がつく名前の馬に自然と注目してしまうのですが、レイパパレもその1頭。コントレイルが負けてしまったのは残念でしたが、"レイつながり"の馬がGIを勝ったことは、素直にうれしかったです。まだ4歳馬ですし、もっともっと強くなってほしいと思っています。

最近は、無敗で大きなレースを制する馬が次々に誕生しています。競馬歴が浅い私は、昔と比較することはできませんが、感覚的には「また無敗馬!?」という印象が強いです。

ともあれ、「無敗」という形容詞からは、それだけで単純に"強い"ということが伝わってきます。どこまで"無敗"でいけるかは、わかりやすい注目ポイントのひとつになりますよね。

レイパパレも、鞍上の川田将雅騎手が好調ですから、馬だけでなく、コンビとしてどれだけ強くなるのか、とても楽しみです。

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無敗の牝馬と言えば、白毛の活躍馬として脚光を浴びているソダシが、無敗のまま桜花賞を制しました。

この連載を読んでくださっているみなさんはすでにご存じかと思いますが、私は性格的に物事を疑ってかかるタイプ。桜花賞もいつもの"悪い癖"で、ソダシの強さを疑いつつ見ていました(苦笑)。

しかし、パドックでもソダシの状態はよさそうだという解説がありましたし、何かやってくれそうな気配がプンプン漂っていました。実際、レースが始まってからも、スタートからゴールまで終始安定した走りで、まったく危なげありませんでした。

そして、白くきれいな馬体がゴール板を真っ先に通過した瞬間思ったことは、ただひとつ。「やっぱりスターだな~」と。

圧倒的に数が少ない白毛馬というだけでも、持って生まれたスター性があるソダシ。騎手や調教師のみなさんをはじめ、多くの関係者の力があってこその勝利だとはいえ、強さはもちろん、そのビジュアルだけでも話題になって大きな注目を集めるなか、これほどの大舞台で存分に力を発揮できるのは、本当にすごいことだなと思います。

レース前はその強さを疑っていた私も、ひとつの歴史が生まれた瞬間を目にすることができた幸せを噛み締めながら、最後はすっかりソダシを応援していました。

昨春も、デアリングタクトとコントレイルが無敗でクラシック初戦を制して注目されましたが、ソダシに関しては、そのスター性と合わせて、昨年の2頭よりもさらに注目を集めるでしょうね。次はオークスへ向かうことになると思いますが、無敗でどこまでいけるのか、興味深いところです。

白毛馬として初めてクラシックレースを制し、歴史を塗り替える偉業を果たしたソダシ。今後は、勝ち負け以前にレースに出走するだけで、すごく話題になるのではないでしょうか。すでに、彼女のぬいぐるみは爆発的な売れ行きで、再販になってもあっという間の売り切れが続いていますからね。

ちなみに、私も先日の再販開始日に、ネット販売での"争奪戦"に参加してみましたが、まったくサイトにつながらず......。ようやくつながったときには、すでに完売となっていました。

白毛のスターホースがどこまでスター街道を突き進み、どこまで強い競馬を見せてくれるのか。これからの活躍が楽しみでなりません。

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Profile

堤 礼実(つつみ・れいみ) 2016年フジテレビ入社。

1993年11月23日生まれ、米国カリフォルニア州サンノゼ出身。

血液型:O型。趣味:ミュージカル鑑賞、ダンス。

好きなもの:東宝ミュージカル、宝塚歌劇、ハプスブルク家、

パクチー、チーズ。

モットー:「一瞬一瞬を大切に」「意志のあるところに道はある」

『みんなのKEIBA』(毎週日曜・午後3時00分~)
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