記録的な寒波は水道にも影響を及ぼしました。
ダムの貯水率が減り市民に節水を呼びかけている長崎県佐世保市では、水道管の凍結・破裂による漏水を最小限に食い止めようと対応に追われました。
【写真を見る】10年に一度の寒波襲来 節水を呼び掛けている佐世保市で漏水は…【長崎】
電話:「はい水道局・災害対策本部です」
佐世保市水道局に設けられたコールセンターです。
午前8時半の開設と同時に次々と市民から電話がかかっていました。
多くは水道管が凍結して水が出ないといった内容でした。
25日は住宅の屋外にある配管が凍結・破裂して水漏れしているケースも多く、管工事業者が修理に追われていました。
管工事業者:「こういう感じで凍結して(います)」
大正時代から続くこちらの和菓子店でも、“屋外の配管”に穴が空き 断水。
朝からの仕込み作業に影響が出ました。
和菓子店 店主:
「古かもんけんですね建物が。お菓子屋しよるもんけんですね…水がなからんことには(どうにもならない)朝から使うもんけんですね」
市民から水道局への相談は400件以上にのぼっており、水道局では週末の寒波にも注意するよう呼びかけています。