
女優・北川景子(34)、俳優・中村倫也(34)らが12日、都内で行われた映画「ファーストラヴ」(堤幸彦監督、2月11日公開)の完成報告イベントに出席した。
第159回直木賞を受賞した作家・島本理生さんの同名ベストセラーが原作で、“希代の問題作”と話題のサスペンス・ミステリー。
女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る公認心理士を演じる北川は、女優人生で初めて髪形をショートカットにして臨み、「『体当たりですね』と言われるけど、ずっと切りたいという気持ちがあった」と明かし、「せっかく切るなら、思い入れのあるお仕事でと思っていたので、今回ご縁をいただいたなという感じ」と笑顔を見せた。
中村とは初共演。同い年という共通点もあり、「同い年と知って、フランクな感じでいっていいのかなと思った。ジェネレーションがまったく一緒で、あまり緊張しなかった」と振り返った。
一方の中村は、北川に対して「もっとツンケンしていると思っていた」と以前持っていた印象を告白。共演を経て「フランクというかオープンなマインドを持っている方。マジメでストイックなので、僕と真逆だな」と知ったことを明かし、羨望(せんぼう)の眼差しを向けた。「爪のあかを煎じて飲みたいので、後で爪ください」とちゃめっ気たっぷりにおねだりして笑わせた。