今回の津波「じわじわ型」慌てず警報解除までは避難続けて 専門家

今回の津波「じわじわ型」慌てず警報解除までは避難続けて 専門家

  • MBCニュース
  • 更新日:2022/01/17

今回の津波について、地震と火山を研究する鹿児島大学の井村隆介准教授の解説です。

Q今回の津波警報と注意報、発表された理由は?

(井村隆介准教授)地球だと4分の1周ぐらい裏側になるが、南半球のトンガにある海底火山が噴火して、トンガの周辺の島々には津波が来た。それが日本にもやってきた。気象庁も津波を警戒して、いろいろ調べて津波の心配なしと最初出たが、日本各地の潮位の変化を見て、レベルを上げたということになる。

地球全体を見ても100年に1回あるかないかの規模の噴火なのではないかと今のところきちんとした情報が入っていない。

海外メディアやSNSの情報しかないが、日本でもこの100年で起こったことがない規模の噴火だと思う。

Q今奄美大島では奄美市や瀬戸内町などで高台に向かう車で渋滞が発生している。避難の注意点は?

(井村隆介准教授)いま夜で、しかも津波警報が出たということで、怖いと思われて避難されていると思うが、波長としては非常にゆっくり上がったり下がったりする波ですので、慌てないで高台に上がって頂ければと思う。

遠くから来ていて、一気にぐっと上がるのではなく、じわじわじわっと上がってきて、今1.2メートルという津波が奄美市名瀬小湊で観測されているが、押し波ではなく引いたほう。

場所によって違うが、いま干潮ですし、だんだん満潮になっていく状況ですけども、そのような状況なので、慌てないで高台に避難することを考えて頂ければいいと思う。

歩ける方はできるだけ車ではなくて徒歩で避難して頂いて、優先的に車で行かなければならない人に道を譲って頂きたいと思う。

Q津波は陸に反射してさらに高くなることがあるが?

(井村隆介准教授)奄美大島の南部とか加計呂麻、請島、与路島はリアス海岸になっているので、湾の奥で高くなる可能性がある。

湾奥の集落に住まわれている方は、できるだけ高いところに逃げてほしい。

Qいつまで避難すればいい?いますぐ?

(井村隆介准教授)いつまでというのはなかなか難しいが、少なくとも警報・注意報が出ている間は、注意してほしい。

安全なところに避難した人はその場を離れないでほしい。

Q津波注意報が出ているエリアでは何に気を付ける?

(井村隆介准教授)実際、地震でおきた津波はかなり解明されているが、海底噴火で起きた津波はなかなか難しい。

奄美で高い潮位が観測されているが、今、注意報のところもあとになって警報に変わるということもある。

海沿いの人は最新の情報に注意してほしい。

Q遠くはなれた場所でおきた津波の注意点は?

(井村隆介准教授)太平洋側で起きた津波は、太平洋側だけ気を付けておけばいいと思われるかもしれないが、奄美大島とかトカラ列島のように島になっているようなところっていうのは、東シナ海側も一緒に潮位が上がってくるので注意してほしい。

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