平戸海 単独首位の1敗一山本を寄り切る 4日目から7連勝 昨年の10勝に続くご当所での躍進

平戸海 単独首位の1敗一山本を寄り切る 4日目から7連勝 昨年の10勝に続くご当所での躍進

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2023/11/21

◇大相撲九州場所10日目(2023年11月21日 福岡国際センター)

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<大相撲九州場所10日目>一山本(右)を寄り切りで破る平戸海(撮影・岡田 丈靖)

西前頭11枚目の平戸海(23=境川部屋)が1敗で単独トップ、西前頭14枚目の一山本(30=放駒部屋)を寄り切り1敗を消滅させて1差とすると同時に、3敗を守った。一山本の突きに持ち味の低い攻めで対抗。突きを下から押し上げ、威力をそらせて最後は右を深く差し込んで寄り切った。

「考えた通りに取れました。頭から踏み込んで、中に入れば引いてくれると思いました」

好調力士を相手に想定通りの取組に笑みもこぼれる。これで4日目から7連勝。16年春場所での初土俵以来、幕下時代も含めて経験のない連勝街道に、「うれしい。一番一番切り替えていきたい」と残り5日間を見据えた。

長崎県平戸市出身のご当所力士。入幕2場所目だった1年前は10勝と存在感を発揮した。土俵上で受ける大きな声援に「(地元ファンに)喜んでもらいたい」と感謝する一方、「(客席は)あまり見ないようにしました」。連勝街道にあっても23歳は冷静を保つ術を知っている。

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