「40」と「70」が合体!? トヨタ・ランドクルーザーで旧車を再生させる新提案

「40」と「70」が合体!? トヨタ・ランドクルーザーで旧車を再生させる新提案

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  • 更新日:2023/01/25
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東京オートサロン2023のトヨタ車体ブースでは、美しく仕上げられたランドクルーザー40が目を惹いた。実は、これはただのランクル40ではない。40のボディに世代の新しいランドクルーザー70のシャシーを組み合わせた、リノベーション中古車の新しい提案なのだ。

40のボディに70のシャシーを組み合わせる

ベースとなったボディは1978年製のBJ40Vで、シャシーは2002年製HZJ71V。エンジンはランクル70用の1HZ型4.2リッター直6ディーゼルだ。修理が難しくなったランニング・ギアを一新することで愛着ある40のボディを維持できれば、じつにうれしい話だ。

一筋縄ではいかない

なるほどボディ・オン・フレーム構造ならこういうことができるのかと納得しかけたが、寸法も設計も異なる2台がすんなり合体できるわけがない。実際、フロントはフレームが突き出し、前後とも使われなかったボディ・マウントが露出。リアは新たなボディ・マウントを設置するブラケットがテールライトの脇に見つけられるが、ほかの位置も同様の処置をしてあるのだろう、ボディが浮いているように見える。そのほかにも、操舵系は40と70のパーツを溶接で接続し、室内はフロア形状に手を加えてシフト・レバーを移設している。

現状ではまだ車検に対応できず、今回は参考出品だが、今後も安全基準適合などのために手を加え続ける予定だ。ランクルの企画・開発から生産までを行うトヨタ車体のノウハウと技術力で、解決を図る。

また、ランクルの特装車架装などを行う東海特装車の愛知・富士松工場内で、カスタマイズや用品販売、整備・車検を行う実店舗の「ランクル・ベース」が1月21・22日にプレオープンし、今年半ばの本格始動が予定されている。長く安心して乗り続けるための商品とサービスを提供するというトヨタ車体がランクルオーナーの救世主となってくれることが期待される。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

関耕一郎

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