南仏らしさと2000年代ムードが漂う、来季のセリーヌ。

南仏らしさと2000年代ムードが漂う、来季のセリーヌ。

  • フィガロジャポン
  • 更新日:2022/11/25

セリーヌは、2023年春夏コレクション「La Collection de Saint-Tropez」のショー動画を公開。

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Courtesy of Celine

2018年にエディ・スリマンはセリーヌのクリエイティブ・ディレクターに就任した後、10年間住んでいたカリフォルニアを離れ、サントロペ湾に面したラマチュエルに定住。過去5年間にわたり、彼はサンジェルマン・デ・プレのコードの対となる、サントロペとフレンチ・リビエラへのノスタルジアを探求し続けてきた。今回の動画では、サントロペの美しい海と街並みを背景にしたランウェイを、新作コレクションを纏ったモデルたちが闊歩する。キーアイテムは、エディ・スリマンによるオリジナルスキニージーンズ、バレリーナフラットシューズやメリージェーンパンプス、バイカーブーツ、フレンチテイラードルック、ショーツやバンドゥスカート、ミニスカート、トライアングルビキニ、ブラックレザー、そしてバッグ「セリーヌ コンティ」……。まさに青春ど真ん中でファッションを謳歌していた世代には懐かしく感じられるアイテムが満載で、Z世代にとってはフレッシュに映るはず。

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Courtesy of Celine

さらにランウェイルックの合間に差し込まれる、モデルのルルが登場するシーンは、ラマチュエルにあるエディ・スリマンのビーチハウス、ヴィラ ケルアックで撮影。この場所は世界中のセリーヌブティックのインテリアデザインのインスピレーション源にもなっているほど、エディ・スリマンのクリエーションとは切り離せない場所でもあるので、ロケ場所にも注目してみて。

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Photo by Hedi Slimane

そしてこのショーでは音楽も重要な役割を果たしている。伝説的なロックバンド、ザ・リバティーンズのカール・バラーとピート・ドハーティと20年来の親交があるエディ・スリマンが、ふたりを再結集させ、今回のコレクションのための音楽を依頼。エディ・スリマンは2000年代にブリティッシュ&アメリカンロックシーンにおいてクチュリエとしてアーティストへの衣装提供、あるいはフォトグラファーとして彼らのポートレートを撮影してきたという背景もあり、彼とこの時代のロックシーンは深いつながりがある。ショーのBGMに使用されているザ・リバティーンズによる2004年の名曲「When The Lights Go Out」をいま改めて耳にして、あの頃の自分に一気に引き戻されるような気分になる人もいるだろう。

このストーリーは、早くも来月12月にロサンジェルスで発表される秋冬コレクションにもつながっていくそうなので、引き続き楽しみに待っていて。

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エディ・スリマンが撮影してきた写真は、この11月から全米公開された映画『Meet Me in The Bathroom』の特別ポスターにも使用されている。この作品は、2017年に出版されたエリザベス・グッドマンによる著書を原作として制作され、2000年代のニューヨークのロックシーンの再生を描いたドキュメンタリー映画(日本公開未定)。モルディ・ピーチズ、ザ・ストロークス、ヤー・ヤー・ヤーズ、LCDサウンドシステムなどの伝説的なバンドをフィーチャーし、マンハッタンのロウアー・イースト・サイドのダイブバーや街なかを背景に彼らが登場する様子を映し出している。ザ・リバティーンズもイギリスにおけるロックシーンの一部であり、この映画に含まれるアメリカでのシーンにも深く関わっていた。

●問い合わせ先
セリーヌ ジャパン
tel : 03-5414-1401

text: Natsuko Kadokura

フィガロジャポン編集部

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