[モスクワ 20日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は20日、欧州連合(EU)が提案したロシアからのダイヤモンド禁輸措置について、適用した側に「ブーメラン効果」が生じる公算が大きいと述べた。
この措置は、ウクライナ侵攻に対する新たな制裁の一部として欧州委員会が提示した。
ペスコフ氏は記者団に、こうした動きは長らく予想していたと指摘。「結局、ブーメラン効果が生じることが分かる。欧州自身の利益が困難に見舞われる。これまでのところ、われわれは制裁の悪影響を最小限にとどめる方法を見つけられている」と述べた。