J2移籍まとめ(6)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

J2移籍まとめ(6)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

  • フットボールチャンネル
  • 更新日:2021/02/22
No image

【写真:Getty Images】

山形の新たなプリンス

Jリーグの各クラブは2月下旬の開幕に向けて、準備を進めている。新たに加入する選手もいれば、古巣に別れを告げて新たなチームへと移籍する選手もいる。今回フットボールチャンネルでは、新天地で新たなシーズンを迎えるJ2の注目選手を複数回にわたって紹介していく。

————-

MF:山田康太(やまだ・こうた/背番号14)
生年月日:1999年7月10日(21歳)
2020リーグ戦成績:35試合出場/3得点2アシスト
所属クラブ:水戸ホーリーホック(※期限付き移籍期間満了)→横浜F・マリノス→モンテディオ山形

昨季は横浜F・マリノスから水戸ホーリーホックへ期限付き移籍していた。完全にレギュラー定着とはならなかったが、1年を通して公式戦に絡み続けるというキャリア初の経験を積み、大きくスケールアップを遂げている。

世代別代表などで共に過ごし、自身のことをよく知っていた秋葉忠宏監督のもとではセントラルMFのみならず左右サイドなど幅広いポジションで起用され、キャプテンマークを託されたことも。21歳でチームの中心を担った経験は何者にも代えがたいはずだ。

今季はマリノスへの復帰ではなく再び期限付き移籍を選び、モンテディオ山形に赴く。J1昇格に向けて実績十分の即戦力が大量に加入した新天地では、再び厳しい競争が待っているだろう。テクニックとハードワークが融合したプレーの幅広さを武器に激しいポジション争いを勝ち抜ければ、J1の舞台で活躍する未来もよりくっきりと見えてくるに違いない。

来日5年目のスペイン人守護神

GK:ビクトル(スペイン出身/背番号1)
生年月日:1989年4月21日(31歳)
2020リーグ戦成績:34試合出場/35失点
所属クラブ:SC相模原→モンテディオ山形

日本でのプレーは今季で5年目を迎え、すでにJリーグ通算136試合に出場している。2017年の初来日から3年間はFC岐阜に在籍し、昨季は自身初のJ3に挑んだ。そして34試合出場35失点という安定した成績を残し、相模原のJ2昇格に大きく貢献した。

新シーズンは2年ぶりにJ2の舞台に戻るが、相模原から山形へと新天地を求めることになった。J1昇格達成に向けて大型補強を敢行した山形では、これまで以上に激しいポジション争いが待っている。昨季後半戦に正守護神として活躍して藤嶋栄介に加え、昨年9月に左ひざ前十字じん帯断裂の大怪我を負った櫛引政敏も復帰してくれば三つ巴の競争になるだろうか。

ビクトルの武器はJ2のなかでもハイレベルなシュートストップ能力にある。鋭い反応とダイナミックなセービングを駆使し、岐阜や相模原で数々のピンチを救ってきた。今ではコーチングも日本語でスムーズにこなす。足もとの技術にやや難はあるが、ここぞの場面で頼りになる守護神だ。

J3から半年でチャンピオンチームへ

MF:松田詠太郎(まつだ・えいたろう/背番号37)
生年月日:2001年5月20日(19歳)
2020リーグ戦成績:7試合出場/1得点3アシスト(相模原)
2020リーグ戦成績:15試合出場/0得点4アシスト(横浜FM)
所属クラブ:横浜F・マリノス→大宮アルディージャ

昨季は横浜F・マリノスのユースからトップチームに昇格したが、マリノスではプレーせずJ3のSC相模原に育成型期限付き移籍した。すると開幕から崩しの核を担うようになり、8月上旬にマリノスへの復帰が発表された。

半年でJ3からJ1に活躍の舞台に移し、リーグ戦15試合に出場した。J1デビューを飾ったばかりの頃から右サイドで果敢な突破を披露。ゴールこそ決められなかったものの、4アシストと一定の存在感を残した。ただ、J1やACLのレベルで継続的に力を発揮するには、もう一段階のスケールアップが求められる。

今季は大宮アルディージャへ期限付き移籍し、J1昇格を目指す戦いに身を投じる。プレーの継続性を高め、攻守に違いを生み出せる存在となってチームの目標達成に貢献できれば、再びJ1で戦うチャンスをつかめるはずだ。

なぜそこに…

DF:金井貢史(かない・たかし/背番号5)
生年月日:1990年2月5日(30歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/2得点0アシスト
所属クラブ:清水エスパルス→ヴァンフォーレ甲府

昨季限りで清水エスパルスを契約満了となり、今季からはヴァンフォーレ甲府に移籍することとなった。金井にとってJ2でのプレーはジェフユナイテッド市原・千葉に在籍していた2015年以来、6年ぶりだ。

近年は渡り鳥的なキャリアを送っており、2018年夏から2019年夏まで名古屋グランパスに在籍すると、2019年の後半戦はサガン鳥栖でプレー。2020年は清水でプレーしていたが、満足なプレー機会を得ることはできなかった。

左右両サイドバックだけでなく、センターバックもこなせる万能性は甲府でも重宝されるはず。「なぜそこに金井」というフレーズでおなじみ、いつのまにかゴール前にいて、いつのまにかゴールネットを揺らしている、不思議な得点力の高さが発揮されるかも注目だ。

J3で全試合フル出場&J2昇格

MF:鹿沼直生(かぬま・なおき/背番号28)
生年月日:1997年12月7日(23歳)
2020リーグ戦成績:34試合出場/3得点5アシスト
所属クラブ:SC相模原→ジュビロ磐田

静岡学園高校から専修大学とエリートキャリアを歩んできたが、Jリーグクラブからオファーはなく、トライアウトを経てSC相模原に加入した。だが、開幕からレギュラーの座を譲らず、J3で全34試合に先発フル出場。チームのJ2昇格に大きく貢献した。

技術面には改善の余地があるものの、無尽蔵のスタミナでピッチの広い範囲をカバーし、力強いタックルで中盤を引き締めた。ほぼ半年で全試合をこなした超過密日程で全試合フル出場した心身のタフさは、より高いレベルでも大きな価値になる。

鈴木政一監督率いる磐田もハードワークが要求される。鹿沼のプレースタイルとも親和性は高い。中盤は激戦区だが、トライアウトから這い上がってきた雑草魂と不屈の精神でレギュラーポジション獲得に挑む。

編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加