「みとしー」に新たな深海生物が続々 謎の生態、飼育員が採集

「みとしー」に新たな深海生物が続々 謎の生態、飼育員が採集

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/05/14
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長いはさみを持つオカダシンカイコシオリエビ=静岡県沼津市の伊豆・三津シーパラダイスで2022年5月11日午前11時23分、石川宏撮影

日本一深い駿河湾に面した水族館「伊豆・三津シーパラダイス(みとしー)」(静岡県沼津市内浦長浜)で、新たな深海生物の展示公開が相次いでいる。地の利を生かし、底引き網漁船に水族館の飼育員が乗り込んで見つけてきたものがほとんどだ。芸達者のイルカのような派手さはないが、小さきものの不思議な世界をご覧あれ。

【謎の生態】みとしーに現れた新たな深海生物たち

今年2~4月、飼育員の乗船時に網にかかり、公開しているのは少なくとも3種類ある。まずはオカダシンカイコシオリエビ。全長約8センチで、2本の細長いハサミを持つ。エビよりヤドカリに近い。

ハナナガソコホウボウは漁獲自体が珍しい。漢字で表記すると「鼻長底」ホウボウ。全長約12センチ。口先が長く、海の底に暮らす。

続いてヒゲナガチュウコシオリエビ。全長約10センチで、体が平べったい。

長期飼育が難しいとされるシロカサゴもいる。全長約15センチ。その体は、アカカサゴより白いものの、赤みを帯びている。2020年2月の乗船時に入手した。

細い棒にくっついた状態で展示されているのがクラゲイソギンチャクの一種だ。こちらは20年1月に飼育員が釣りで採集した。細長いものにひっついて生息するそうだ。体の幅は約15センチ。生態にはまだ謎が多く、種の分類が定まっていないという。【石川宏】

毎日新聞

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