映画『かそけきサンカヨウ』公開記念! 志田彩良オリジナルインタビュー

映画『かそけきサンカヨウ』公開記念! 志田彩良オリジナルインタビュー

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  • 更新日:2021/10/17

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SARA SHIDA

志田彩良

1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。ファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活躍し、2014年には短編映画『サルビア』で俳優デビュー。17年、『ひかりのたび』で長編映画初主演。近年の主な出演作は、ドラマ『チア☆ダン』『ドラゴン桜』『ゆるキャン△』シリーズ、映画『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』など。

「現場で素直にアウトプットしていくことを心がけました」

人気作家・窪美澄の同名短編小説を、『愛がなんだ』『街の上で』の今泉力哉監督が映画化。主人公の陽を演じたのは、『ドラゴン桜』や『ゆるキャン△2』などの話題のドラマに出演し、注目を集める志田彩良。今泉監督の映画作品は『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』に続く3作目となり、今回初めて主役を任された。

「今までは割と役を深いところまで掘り下げて考えることが多く、ノートにその役の背景だったり、このシーンはこういうふうに演じようとか、いろいろ書き出したりすることが多かったです。今回演じた陽はすごく繊細な女の子で、その繊細さを出すためにはどうしたらいいんだろうと考えたときに、あんまり考えすぎないほうがいいのかなと思い、ただセリフを自分の中に入れていって、現場で素直にアウトプットしていくことを心がけました。主演ということはあまり意識していないつもりでしたが、クランクアップのときに肩の荷が下りるような感覚があって、自分でも気づかないうちにプレッシャーや責任を感じていたんだなって思いました」

高校生の陽は、幼い頃に母が家を出て、父とふたり暮らしをしていた。しかし、父が再婚することとなり、義母とその連れ子を加えた4人家族での新たな暮らしが始まる。突然増えた新しい家族や同級生との関係性の変化に戸惑い、悩む陽。陽が想いを寄せる同級生の陸を鈴鹿央士が演じている。

「央士くんは『ドラゴン桜』でも共演していて、いろいろな話をしていく中で、すごく自分を持っている人だと思いました。相手の意見と自分の意見が違ったときに、自分はそう思わないと言うことは、すごく勇気がいることだと思うのですが、央士くんはそれを相手にイヤな思いをさせずにできる。それって芯の部分にちゃんとした優しさがあるからだと思うので、そこはすごく尊敬しています」

家庭環境のせいで自分のことは何でも自分でやってしまうクセがついてしまい、本当の気持ちや言葉をうまく伝えられずにいた陽。だけど陸の存在もあって少しずつ変わっていく。その心の葛藤と成長を繊細な演技でみごとに表現し、観終わった後はとても優しい気分になれる。将来有望な若手俳優としてすでに注目の的だが、今後の活躍が実に楽しみだ。

「ひとつのイメージで語られるというよりは、いろいろな役に対応することができて、見た目もしゃべり方も役に合わせて変えていって、観るたびに『違うよね』と言っていただける役者さんになるのが目標です。例えば、私のことを知っている人が作品を観て、私が出演していることに気がつかなかったら勝ちだなというふうに思っていて。そうなれるように今はもっと自分のいろいろな引き出しを増やしていきたいと思っています」

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家族映画のおすすめは?

世界の片隅で家族になった 『チョコレートドーナツ』

ゲイの男性が育児放棄された障がいのある子どもを育てたという実話がもとになった映画です。『かそけきサンカヨウ』と少し通ずる部分もあるのかなと思うんですけど、家族の形ってひとつではなくて、いろいろな形があって、そこにちゃんと愛があれば成立するんだなということが描かれています。ひと言でここが好きと説明できない作品が好きで、これはまさにそのタイプ。ぜひ観てほしいです。

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『かそけきサンカヨウ』

高校生の陽(志田彩良)は、幼い頃に母(石田ひかり)が家を出て、父(井浦新)とふたり暮らしをしていた。だが、父が再婚し、再婚相手(菊池亜希子)とその連れ子との4人家族の暮らしが新たに始まる。実の母への思いを募らせていた陽は、絵描きである母の個展に同級生の陸(鈴鹿央士)と一緒に行く約束をする。
●10月15日より、全国公開
©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会

Photos:Shinsaku Yasujima Hair & Make-up:Atsushi Takatori[SPEC] Stylist:Takashi Yamamoto[Style³] Interview & Text:Masayuki Sawada

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