
舞台あいさつに登場した鮎川誠さんの(左から)長女・陽子さん、三女・知慧子さん、孫・唯子さん、次女・純子さん
1月29日に膵臓がんのため74歳で亡くなった、シーナ&ロケッツの鮎川誠さんの家族が19日、都内で、TBSドキュメンタリー映画祭2023「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」の舞台あいさつに出席した。
鮎川さんのバンド秘話やその家族を追ったドキュメンタリー。この日は鮎川さんの長女・陽子さん、次女の純子さん、三女の知慧子さん、孫(次女の娘)の唯子さんが登壇し、鮎川さんの音楽人生について述懐した。
陽子さんは「お父さんがロックを貫いたのを収めてもらって嬉しい」と笑顔。父について「レスポールが世界一似合う。世界中でこんなカッコイイ人はいない」と魅力を存分に語り、孫の唯子さんも「とても輝いていて、キラキラしていて、誰よりすごくロックで、私にもお客さんにも優しくてとても笑ってロックをしている人」と表現した。
鮎川さんの誕生日にあたる5月2日に東京・下北沢シャングリラで、追悼ライブが開催決定。知慧子さんは「ゆかりのあるギタリストさんをお招きする。また見られてうれしいという気持ちになってもらえるようにやるので、よかったら遊びにきてください」とアピールした。