
CSは「気持ちの部分が勝敗を左右する」と意気込む須田。名古屋は14日に川崎との初戦を迎える。
国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」のチャンピオンシップ(CS)が、いよいよ開幕する。CS出場が決定した名古屋ダイヤモンドドルフィンズで活躍する日本代表の須田侑太郎がBリーグCSへの意気込みを『CoCoKARAnext』のYouTubeチャンネルで語った。
【動画】Bリーグ名古屋の須田侑太郎が田臥勇太から受けた影響とは!?「田臥さんは笛が鳴っても・・・」
「CS出場に向けて今のお気持ちは?」という質問に須田は、レギュラーシーズンの中で怪我人が多く、全員が揃った試合が多くなかったと答え、「でも、それをみんなでカバーし合って積み上げてきました。怪我人がいるからといって無駄に気負うこともなく、しっかりと今まで積み上げてきたものを、もうひとつギアを上げて、チーム一丸となって戦っていきたいなというのが、今の率直な感想ですね」とチーム全員で総力を上げて戦うと話した。
また、自身について「気持ちの部分が勝敗を左右するっていうのは、今までのキャリアの中でも結構見てきました。悔しい思いもしてきたので、なおさら気持ちが一番大切っていうのは僕自身も分かっています」と話し、それをチームにも伝染させ、鼓舞する意欲を示した。
ワクワクが1番強い
CSは楽しみという気持ちが大きいという須田。「ワクワクが一番強いです。僕から見てドルフィンズは日本のバスケット界であまりなかったバスケットスタイルなんですね。そういうスタイルでどれだけ驚かせられるか、勝ち上がっていけるかっていうワクワクもあります」と語る。
またプレーの仕方について、宇都宮ブレックス時代に一緒に戦ってきた田臥勇太について言及した。
「ヘルドボールというシチュエーションがあるんですけど、普通審判に返したりとか、笛を鳴らされたらパっと手を離すんです。でも、田臥さんは笛が鳴ってもボールを離さなかった。ボールを自分が持つ意識というか、その姿を見たときにすごく『CSってこういう舞台なんだ』っていうのを感じることができて。一見関係ない部分なんですけど、でも本当にそういうところに気持ちが宿って、チームの士気が上がるというか、その場面に限らず、そんないろんなところでやっぱり絶対にっていう思いがCSにはあるので、そういうのも含めながら体現していきたいです」
他にもYouTubeでは今シーズンの振り返りやポイントとなった試合について話している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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