「闘い続ける」辺野古座り込み3000日 新基地阻止に向けて決意新たに 沖縄・名護市

「闘い続ける」辺野古座り込み3000日 新基地阻止に向けて決意新たに 沖縄・名護市

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  • 更新日:2022/09/23
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機動隊員と民間警備員に挟まれて座り込む新基地反対の市民ら=22日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前(西倉悟朗撮影)

沖縄県名護市辺野古の新基地建設に抗議する市民が、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを始めて22日で3千日となった。同日は市民約140人が集い、建設阻止に向けて決意を新たにした。

オール沖縄会議の山城博治現地闘争部長(70)は「ここまで長期にわたる座り込みになるとは思わなかったが、ここまで大きな市民運動になるとも想像しなかった」と振り返る。埋め立てが全体の約12%しか進んでいないことを強調し「座り込む市民らの存在が確実に工事を遅らせている。辺野古の現場から『戦争反対』という沖縄の精神を示し続けよう」と呼びかけた。

浦添市の田場盛順さん(80)は座り込みが始まった2014年から通い続けている。「この8年間で、沖縄の民意が国に無視されるのが日常茶飯事になってしまった」とやるせなさをにじませる。だが「今でもこれだけ多くの人が集まるのを見て勇気が湧いた」と気を引き締めた。

名護市の中村吉且さん(70)は沖縄防衛局が17~18日、第4ゲート付近に新しいフェンスを設置したことを挙げ、「市民の抗議行動を脅威に感じ警戒していることの裏返しだ。現場で闘い続ける意義は大きい」と話した。

ゲート前でマイクを握った平井美津子さん(61)は大阪府で中学校教諭をしている。「本土復帰して50年がたった沖縄で、県民が今でも闘い続けている。このことに本土側が応えないと現状は何も変えられない。子どもたちに沖縄の実情を伝え続けたい」と語った。

(北部報道部・西倉悟朗)

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