視覚障がい者をGPSで道案内「歩行ナビゲーションシステム」実証実験進む 東広島市

視覚障がい者をGPSで道案内「歩行ナビゲーションシステム」実証実験進む 東広島市

  • 広島ニュースTSS
  • 更新日:2021/10/14
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TSSテレビ新広島

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今、県内各地ではデジタル技術を活用した社会の実現に向けた実証実験が本格化しています。そこに込められた開発者の「思い」を取材しました。

【加藤アナ】

「東広島市です。いまあちらを歩いている女性なのですが、足元をみますと靴に何か四角いものがついていますね」

視覚に障害がある女性の靴に取り付けられた小さな機械…。

「曲がり角が50mとかに差し掛かってくると、ちょっとだけ振動のテンポが速くなってきます」

実はこの装置、GPSを使って行きたい場所へと道案内する歩行ナビゲーションシステムなんです。

【アシラセ・千野歩社長】

「(コロナ禍で)ヘルパーサービスとかそういったところでの密着を減らしたりとかいろいろなやり方があるのかなと…」

点字ブロックや音響信号機などの福祉インフラは徐々に拡がっているものの、いまだ安心して1人で移動する環境が整っていない上、”コロナ禍”により同行支援にも大きな課題が浮かび上がっているという現状…。

【大学1年生】

「1人でも目的地にたどり着けるような技術が開発されたらいいなと思う」

そこで今回実証実験を行った栃木県の会社は、広島県内に住むおよそ30人の視覚障がい者から生活面での課題を聞き取り、デバイスを体験を通して実用化にむけた課題を集めました。

実際に装着し、歩行体験させてもらうと…。

【加藤アナ】

「装着感はほぼないですね。振動なんですが、地の底からブルブル揺れてくるような不思議な感覚です」

両足にそれぞれ3つずつついている振動モーターのテンポで、曲がる場所までの距離などを伝達し誘導…。杖を持つ手や、段差・点字ブロックを感じる足の裏、聴覚を妨げることもありません。

また行先については事前にスマートフォンで入力する仕組みです。

【体験した大学1年生】

「曲がる位置がすごくわかりやすいので、すごく自由に出かけられるんじゃないかなと思う」

現在、小型化も進んでいるこの装置…。来年度内の生産開始を目指しています。

【アシラセ・千野歩社長】

「点字ブロックとかが敷かれなくても、ICTというものがあれば歩けるとか、そういった技術と社会とが融合して広がっていくと、より社会課題が解決していくんじゃないかと考えている」

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