実現してほしい、次世代とビッグ3の対戦カード3選

実現してほしい、次世代とビッグ3の対戦カード3選

  • TENNIS DAILY
  • 更新日:2021/05/06
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15年以上にわたり、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)の「ビッグ3」が世界のトップに君臨している男子テニス界。そんな中、最近ではカルロス・アルカラス(スペイン)やロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)のように10代の新鋭を含めた次世代の活躍が目立ってきている。ビッグ3と次世代の対戦が少しずつ見られるようになってきたのに合わせて、これから見たい対戦をご紹介しよう。

これは、仏テニスメディアTennis Majorsがピックアップした9つの対戦カードのうちの3つ。先月の「ATP1000 モンテカルロ」ではヤニク・シンネル(イタリア)とジョコビッチの初対戦が実現し、シンネルは敗れたもののジョコビッチに「最初の3、4ゲームはボールを打つ時にやりにくさを感じた」と言わしめている。さらに、同大会の準々決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がナダルから初勝利を挙げた。徐々に、しかし着実にビッグ3を脅かしている若手たちとビッグ3の夢の対戦カードとは?

<ラファエル・ナダルvsカルロス・アルカラス>

アグレッシブなネットプレーや精度の高いストロークを武器とし、「ナダルの再来」とも称されるほど、その能力の高さに太鼓判を押されるスペインの新星カルロス・アルカラス。17歳の彼はATPツアーのシングルスでまだ合計14試合しかこなしていないが、4月上旬に行われた「ATP250 マルベージャ」で初の準決勝進出。将来のスター候補として大いに期待されている。

すでにトップ20の選手と数回戦った経験があり、格上にも堂々とプレー。実際に今年2月の「ATP250 メルボルン1(Adelaide)」では、第1シードで世界14位だったダビド・ゴファン(ベルギー)を破るという番狂わせを演じた。ナダルとの対戦が実現した場合はさすがに力の差を見せつけられてしまうかもしれないが、結果がどうであれ、今後アルカラスがより良いプレーヤーになるために必要なことを学べるのではないだろうか。

<ロジャー・フェデラーvsロレンツォ・ムゼッティ>

19歳ながらもスタイリッシュで多様性、創造性に富んだプレーを繰り出すムゼッティ。2019年「全豪オープン」のジュニアチャンピオンである彼は、アルカラスと同様にATPツアーでの経験・実績は少なく、合計でまだ20試合程度しかプレーしていない。

だが、それにもかかわらず2020年の「ATP1000 ローマ」でスタン・ワウリンカ(スイス)や錦織圭(日本/日清食品)から金星をあげるなど、すでに大きな結果を残してきた。プレッシャーがかかる場面でドロップショットやロブショットを繰り出せたり、同じショットを2度続けて打つことはない予測不可能なプレーができることはフェデラーをも驚かせるかもしれない。だからこそ、テニス界のマエストロでもあるフェデラーとの勝負を見てみたいと考えるファンは多い。両者ともに片手バックハンドを武器としている点も見どころの1つだろう。

<ノバク・ジョコビッチvsアンドレイ・ルブレフ>

意外かもしれないが、世界7位と若手の中で特に成長著しいアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、ビッグ3のうちジョコビッチとの対戦経験はまだない。ルブレフは現在23歳だが、すでにATPツアーで約250試合経験していることを考慮すると、これまでにジョコビッチと対戦する機会がなかったのはある意味不思議。精度の高いハードヒットを持ち味とするルブレフなら、例えば球足が速いハードコートのようなサーフェスではジョコビッチを後手に回らせる可能性もある。

一方で、長きにわたって驚異的な強さを誇るジョコビッチはハードヒッターを倒してきた経験も豊富だ。おそらく予測不可能なプレーをすることで、「これでもか」というほどルブレフを走らせ、不快な気分にさせようとするだろう。だが、ルブレフにもチャンスが全くないとは言い切れない。ぜひ、すべてのサーフェスでの対戦を見てみたいものだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー(左)とムゼッティ(右)
(Photo by TPN/Getty Images)
(Photo by Riccardo Antimiani - Pool/Getty Images)

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