飼おうか迷ったらチェック!年齢、しつけ、物件、ペットを飼う不安を解消する便利なサービス3選

飼おうか迷ったらチェック!年齢、しつけ、物件、ペットを飼う不安を解消する便利なサービス3選

  • @DIME
  • 更新日:2021/07/22
No image

コロナ禍のステイホームをきっかけに、新たにペットを飼い始めた人が増えている。これからペットを飼おうと考えている人もいるだろう。しかし一方で、自分の年齢が高いことで、最後まで面倒を見られるか不安だったり、しつけの仕方が分からなかったりといった不安もあるようだ。そうした不安を解消すべく、さまざまなサービスも生まれている。そこで今回は、不安や悩みごとを助ける3つのサービスを紹介する。

コロナ禍で上昇するペットへの関心

No image

au損害保険が、2020年12月、全国の犬もしくは猫を飼っている男女1,000人を対象に実施した「コロナ禍におけるペット飼育に関する調査」では、ペットを飼い始めた理由として「おうち時間を楽しく過ごすため」が63.0%(630人)でトップとなった。

「おうち時間を楽しく過ごすため」と答えた人の割合を、新型コロナ流行前後で比較してみると、流行前の「2020年3月以前」に飼い始めた人の割合は61.9%だったが、流行後の「2020年4月以降」に飼い始めた人のうちでは74.7%だった。

新型コロナ流行後のほうが、おうち時間を楽しく過ごすためにペットを飼う意識が高まっているようだ。

しかし一方で、「思っていたよりお金がかかるもの」として、「医療費」が72.3%でトップとなり、次いで「ペットフード代」が59.6%となった。ペットが高齢になると特に医療費がかかる現実がある。

こうした中、ペットを飼い始めたものの、飼うのがむずかしいと判断する飼育放棄の問題も出てきており、悩みもさまざまに増えているようだ。

ペットを新たに飼うときのよくある悩みを解決するサービス3つ

そこで、ペットを新たに飼いたいという人がよく抱える悩みにアプローチするサービスを、企業は提供し始めている。その中でも、3つの悩みを解決するサービスをそれぞれ紹介しよう。

◆悩み1「自分は60代なので、今から飼いはじめて良いものか迷う」

自分の年齢が気になり、飼うのをためらうことがある。最後まで面倒を見られないのではないかという悩みだ。

三井住友信託銀行が2020年10月に、50代以上で「犬・猫を飼いたいけど、事情があり飼えない、飼うのが難しい」という人を対象に、その理由を調査したところ「自身の年齢」と回答した人が、犬 45.9%、猫36.6%と最多だったという。

●そんな悩みには…ペットのための遺言サービス

三井住友信託銀行は、そんなペットオーナーが、自分がもしものことがあったときの不安を解消するペットのための遺言サービス「遺言信託(ペット安心特約付)」を2021年6月22日に提供開始した。

これは、犬や猫を飼育しているオーナーにもしものことがあった際に、ペットのための「遺言書の作成、保管、執行」を提供するものだ。

No image

ペットへの希望を書いた遺言書と、ペットの年齢や性格、健康、美容などのペットのお世話してくれる人に伝えたいことを記す「ペット手帳」を同社で保管し、ペットへの想いを一般社団法人安心サポートを通じて実現する。

周りにペットを託せる人がいる場合は、その人に想いを託すとともに、遺産の中から飼育費をお渡しすることもできる。遺言によって民法の法定相続分と異なる相続分の指定ができるためだ。

ペットを託せる人がいない場合は、法人や団体等への遺贈も可能。

No image

このサービスが開発された背景について、三井住友信託銀行の担当者は次のように述べる。

「本サービスは、当社の愛猫家の財務コンサルタントが、お客さまとの会話の中で『ペットより先に自分にもしものことがあったらと思うと不安』という相談を受けたことから発起し、当社内の未来を創り出すビジネスプランコンテスト『未来創造フェスティバル(未来フェス)』に応募してサービス化を実現したものです。

遺言信託(ペット安心特約付)は、遺言書や遺産などの仕組みを組み合わせた終活サービスです。これは、信託を扱う金融機関以外は提供することがむずかしく、当社ならではのソリューションとなります。お客さまの大切なペットに対する不安を少しでも払しょくし、飼い主さまもペットも双方にとって幸せな人生をサポートできると幸いです」

◆悩み2「犬を飼うのが初めてで犬のしつけ方が分からない」

クロス・マーケティングが2020年11月に行った調査によると、2020年4月以降に実際にペットを飼い始めた・飼育を検討した人は9.7%にも上る一方で、同調査でペットを飼い始めた・飼育を検討した人の中で、飼い方・育て方について「詳しく調べたことがある」と回答した人は4割にも満たないことが分かった。

コロナ禍でペットを飼い始めたものの、対面のしつけ教室などに通うことができず、しつけに悩む飼い主がいることも懸念されている。

●そんな悩みには…オンラインドッグスクール

No image

そんな状況を受け、オンライン趣味体験サービス「ホビーズ」では、2021年7月4日よりオンラインドッグスクールがスタートした。コロナ禍でも自宅で犬のしつけが学べる。

講師は犬のしつけ教室「プルミエール迎賓館」にて数多くの犬のしつけに関わってきたドッグトレーナーが担当。おすわり、ふせ、待てなどの基本レッスンから、犬の問題行動の抑制にもつながる応用レッスン、SNSでよく見かけるようなトリックレッスンと3ステップに渡るカリキュラムで、愛犬のしつけを学習できる。

No image

レッスンは定員4組のグループレッスンのため、悩みの共有や、他の参加者への指導を見ることによって、自分の愛犬のしつけに応用することができる。

本スクールを開発した背景として、ホビーズの担当者ホビーズの代表である松永氏は次のように話す。

「アンケート調査で分かっているように、コロナ禍でペットを飼い始めたもののしつけ教室などに通うことができず、しつけに悩む飼い主がいるという状況ですが、私自身もコロナ禍の昨年5月に初めて犬を飼い始め、最初は、言葉は通じない、トイレは所定の場所でしない、吠える等で、悩んでおりました。しかし、犬の幼稚園に通うようなってから、今までのことが嘘のように、愛犬とコミュニケーションが上手くとれるようになったのと、私自信も幼稚園で飼い主向けのレッスンを受けることで、正しい接し方やしつけ方法を学び、より愛犬との絆が深まり、愛情が深くなっていきました。この体験を通じて一番感じたことは、正しく犬のしつけができない原因は、犬の問題だけではなく、実は飼い主側の犬への理解不足の問題が大きいということでした。そうした背景から、飼育放棄等の主な原因となっている『知識不足による飼い主の負担』の軽減を目的に、これまでのオンライン体験の運営ノウハウを活かし、オンラインで全国の愛犬家に基本的なしつけを提供する本サービスを開発いたしました。これにより、ホビーズが大切にしている愛犬と飼い主の絆づくりを実現していきたいと考えております。」

体験者(モニター)からは、

「コロナ禍でなかなか外出が難しい中で、自宅でレッスンを受けれるのはすごくいいなと思いました。」
「文章でトレーニングの仕方を参考にするより、リモートで実際に見れて、その場で質問できたりするのはすごく参考になると思います」
「家でその場でできるため、仕事のあとの平日に参加できるのは非常に便利だった」
「レッスンを通してわんちゃんが楽しそうに成長してくれました!」

などの声が挙がっている。

◆悩み3「ペットを飼いたいが、住んでいるのがペット不可の物件で飼えない」

ペットが飼えない賃貸マンション等に住んでいるため、そもそも飼えないという人もいるだろう。それでも飼いたくて引っ越しを想定し、「ペット可物件」を探しているケースもあるかもしれない。けれど、ペット可物件といっても多数あり、どんな環境がペットにとって良いのかわからない、という悩みもある。

●そんな悩みには…ペット共生型賃貸集合住宅

No image

最近では、ただのペット可物件ではなく、「ペット共生型」の物件が登場している。ただペットが飼えるというのではなく、ペットと共に人が暮らしていくことをより快適に実現するための物件だ。

アイペット損害保険が2021年6月17日にペット共生型賃貸集合住宅「PetimoQ(ペティモキュー)」の入居者募集を始めた。これは、ペットと共に暮らすことを前提とし、ペットとの暮らしに配慮された賃貸マンションだ。

この物件開発の背景について、アイペット損害保険の担当者は次のように述べている。

「当社は『ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会をつくる』を経営理念に掲げ、ペットを家族の一員として暮らしているお客さまへ、ペットとの生活に安心を提供できるよう、ペット保険の普及に取り組んでおります。そしてペット保険事業を展開する中で、これまで多く寄せられてきたペットとの安心な暮らしに対するニーズに対し、当社としてできることを検討することから、本プロジェクトは始まりました。その過程で、経営理念を実現するため、ペットとの共生環境の向上に着目し、ペットとより快適に暮らせる環境づくりに貢献したいと考えるようになりました。

ペットと暮らせる賃貸マンションは増えてきていますが、需要と比べてまだまだ少なく、ペット可マンションに入居できたものの肩身の狭い思いをして暮らしている飼い主さんもいらっしゃるという背景を踏まえました。PetimoQを通じ、『ペットも人も心地よい暮らし』の実現を目指してまいります」

No image

「ペットと人の心地よい暮らし」をテーマに、ペットと暮らす家を多く手掛けている前田敦一級建築士により、ペットを飼育する人の暮らしを支援するための住まいの設計を実現。

ペットとの暮らしに配慮した間取りや、リビング内のペットスペース・足洗い場・リードフック・屋上ドッグランなどの配備のほか、対面式キッチンをクローズ型にすることで、ペットの安全を確保しつつ、家事をしながら見守りたい飼い主のニーズを満たす設計も実現している。

また入居者限定特典として、オンラインでのペット健康相談・しつけ相談サービスなどが無償で付帯される。

場所は東京都八王子市、構造は壁式RC構造地上5階建、間取りは1K×4戸、1LDK×8戸、2LDK×5戸。

最近、ペットを飼いたいと思っているものの、悩みや不安でなかなか踏み切れないという場合には、一つの安心材料になるだろう。

【参考】
三井住友信託銀行「遺言信託(ペット安心特約付)」
ホビーズ「オンラインドッグスクール」
アイペット損害保険「ペット共生型賃貸集合住宅『PetimoQ』」

取材・文/石原亜香利

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加