沖縄尚学4番・仲田 大会1号が満塁弾 沖縄勢選抜30勝目 憧れの侍・岡本に「近づけるように」

沖縄尚学4番・仲田 大会1号が満塁弾 沖縄勢選抜30勝目 憧れの侍・岡本に「近づけるように」

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  • 更新日:2023/03/20

◇第95回選抜高校野球大会第1日・1回戦 沖縄尚学4―3大垣日大(2023年3月18日 甲子園)

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<沖縄尚学・大垣日大>3回、満塁弾を放った仲田(撮影・岸 良祐)

沖縄尚学の4番・仲田侑仁(3年)が大会1号、選抜では沖縄勢初の満塁弾で9年ぶりの1勝に貢献。沖縄勢選抜30勝目になった。

3回2死満塁。初球の直球を左中間へ。ナイター照明の中での大歓声に「歓声で入ったと分かった。うれしかったです」と笑った。昨秋の九州大会など新チーム公式戦で、最多の19打点。冬場は投球マシンを通常より2メートル近づけ、直球を1球で仕留める練習を重ね「その成果が出たのでうれしかった」とした。

好きな選手は巨人・岡本和で、打撃フォームなどを動画サイトで見て参考にする。16日のWBC準々決勝・イタリア戦では3ラン。仲田は「やっぱり凄い。尊敬できる。少しでも近づけるように」と刺激を受けていた。(杉浦 友樹)

<満弾のみで勝利は史上初>○…沖縄尚学の仲田侑仁が大会第1号となる満塁本塁打。春の満塁本塁打は昨年決勝での谷口勇人(大阪桐蔭)以来28度目(26人目)。満塁弾による4点のみで勝利したのは沖縄尚学が初めてとなった。大会第1号が満塁本塁打は69年の上田芳央(浪商)、73年の長崎誠(横浜)に次ぎ50年ぶり3度目。また、沖縄勢の満塁本塁打は04年夏の仲里孝太(中部商)に次ぐ2人目で、選抜では初めてだ。

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