
趣里(2023年9月撮影)
趣里が主人公鈴子を演じるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜)20日に放送された第36回の平均世帯視聴率が14・8%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第35話の17・0%。
109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。
主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。
あらすじは、昭和14年、第2次世界大戦が始まろうとしており、劇団でも時局に合わせた演出をしていくとの方針が示されていた。スズ子(趣里)は、あまり派手にならないようにと言われ戸惑い、羽鳥善一(草なぎ剛)もジャズができなくなるのではと心配する。一方、はな湯ではツヤ(水川あさみ)が体調を崩しており、大きな専門の病院で見てもらったほうが良いと言われていた。そんな時、六郎(黒崎煌代)を役場の職員が訪ねてくる。召集令状が届いたのだった。六郎は無邪気に喜ぶが、ツヤと梅吉(柳葉敏郎)は複雑な表情を見せる。