
GS初4強を決めたマグダ・リネッタ : 画像提供 ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク45位のM・リネッタ(ポーランド)が第30シードのKa・プリスコバ(チェコ)を6-3, 7-5のストレートで破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。
両者は10度目の顔合わせでプリスコバの7勝2敗。直近は昨年11月の国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップのプレーオフ、「チェコvsポーランド」のラウンドロビンで対戦しており、そのときはリネッタがストレートで勝利した。
2年連続7度目の全豪オープン出場となるリネッタは今大会、1回戦で世界ランク54位のM・シェリフ(エジプト)、2回戦で第16シードのA・コンタベイト(エストニア)、3回戦で第19シードのE・アレクサンドロワ、4回戦で第4シードのC・ガルシア(フランス)を下し、グランドスラム初の8強入りを決めた。
この日の第1セット、いきなりブレークを許したリネッタだったが、第2ゲームでブレークバックに成功。その後の第5ゲームから3ゲーム連取に成功し、35分で先行する。
続く第2セット、お互いにサービスキープが続くもリネッタは第10ゲームから3ゲームを連取し、1時間27分で勝利した。
試合後の会見でリネッタは初のベスト4進出について「まだ本気で信じていない。グランドスラムでも大きなコートでプレーしてきたので、その経験は豊富だと思う。これまで大きなコートで多くのビッグプレーヤーと対戦してきた。私にとって新しいことは何もないわ」と語った。
勝利したリネッタは準決勝で第5シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準々決勝で世界ランク64位のD・ヴェキッチ(クロアチア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
