
走行中の列車内で刃物を持った不審者が暴れているという想定で、JR九州の職員らが対応を訓練しました。
21日に行われたのはJR九州の不審者対応訓練。JR九州と警察、消防の関係者およそ60人が参加しました。
訓練は鹿児島中央駅から鹿児島駅へ向かうワンマン列車内で、刃物を持った不審者が乗客を切りつけ、発煙筒を投げるという想定。臨時列車を走らせて行われました。
運転士は非常ブレーキで列車を停車させ、指令所に無線で報告。鹿児島駅で乗客を降ろし、安全な場所に避難させました。
【JR九州鹿児島支社 営業運輸課 甲斐将仁 課長】
「ワンマン運転が多い。運転士が1人で対応できることは限られているので、指令所に連絡して対応していく。落ち着いて行動することが大事」