山下智久、錦戸亮
「赤西軍団」――元ＫＡＴ－ＴＵＮの赤西仁（３９）が旧ジャニーズ事務所（現『ＳＭＩＬＥ－ＵＰ．』）所属時代に率いていた仲良しグループの愛称だが、最近になってその元「赤西軍団」の“辞めジャニ”に注目が集まっているという。
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「元関ジャニ∞の錦戸亮（３９）と、山下智久（３８）さんですね。もっとも、赤西さんと錦戸さんは現在も２人でブランド『セントオブノート』をプロデュースするなど仲が良い一方で、山下さんは赤西さん、錦戸さんの２人とは２０１４年の暴力事件以来、絶縁状態だと言われていますが……」（制作会社関係者）
“暴力事件”とは、２０１４年に山下、錦戸、赤西、の３人が六本木で一般人カップルと口論となり、山下が様子を撮影していた女性の携帯電話を奪って逃走。その結果、山下が器物損壊の疑いで書類送検され、スポーツ紙なども暴力事件として報じた一件のこと。しかし、主に暴れていたのは赤西と錦戸だったとも言われていて、１人だけ罪をなすりつけられる形になった山下は、赤西、錦戸と“絶縁”したというのだ。
そんなヤンチャなエピソードもある錦戸と山下が注目される理由とは――。
「２人とも、２０２４年にフジテレビの地上波連続ドラマにそれぞれ出演するのでは、と言われているんです」（前同）
まずは錦戸。
「２０２４年の１月クールに、フジテレビは『水曜２２時』枠で、お笑いトリオ・３時のヒロインの福田麻貴さん（３５）を主演に、婚活に挑む女性の物語ドラマを放送する、と聞こえてきています。そして、そのドラマには錦戸さんが出演するようだ、という話も聞こえてきているんですよ」
錦戸が最後に出演した民放ドラマは、２０１９年１月クールの『トレース～科捜研の男～』（フジテレビ系）。２４年１月クールの出演となれば、錦戸はちょうど５年ぶりの民放ドラマおよびフジテレビへのカムバックとなる。
そして、その後の２４年４月クールには――。
「山下さんがフジテレビの『木曜ドラマ』枠の主演に起用されるかも――という話が聞こえてきています。『女性セブン』（小学館、１１月２日発売号）にも“主演ドラマが内定している”という報道がありましたが、そうなれば、放送枠的に“亀と山Ｐリレー”に期待ですね」（前同）
■伝説コンビのバトンタッチなるか？
木曜ドラマは木曜午後１０時の放送枠で、１１月現在は多部未華子（３４）、松下洸平（３６）、今田美桜（２６）、神尾楓珠（２４）のクワトロ主演ドラマ『いちばんすきな花』が放送中。同枠の１月クールには小芝風花（２６）主演の『大奥』が控えているが、同作には徳川家治役でＫＡＴ－ＴＵＮの亀梨和也（３７）が起用されている。
山下と亀梨は、２００５年に『野ブタ。をプロデュース』（日本テレビ系）で共演した際にユニット「修二と彰」を結成し、楽曲『青春アミーゴ』を大ヒットさせた名コンビ。
その後、山下と亀梨は２０１７年４月クールに『ボク、運命の人です。』（日本テレビ系）で再共演したことで、あらためて「亀と山Ｐ」を結成。コロナ禍と山下の退所で実現しなかったが、２０２０年にはドームツアーとオリジナルアルバム『ＳＩ』の発売も計画されていた。その「亀と山Ｐ」が、フジの木曜でバトンタッチするかもしれないのだ。
なお、山下が顔出しで出演した最後の民放ドラマ（※）は、２０１９年４月クール放送の主演作『インバウンド』（ＴＢＳ系）。フジテレビのドラマは２０１７年７月クールに放送し、翌１８年に映画化された主演作『コード・ブルー －ドクターヘリ緊急救命－ ３ｒｄ ｓｅａｓｏｎ』である。４月クールの話が実現すれば、山下の民放連ドラは５年ぶり、フジドラマは７年ぶりの出演になる。
（※２０２１年７月クール放送のＴＢＳ系『ドラゴン桜』では最終話に声だけ出演）
「今回の錦戸さんと山下さんが良い例ですが、ドラマ業界の“辞めジャニ”への注目度は日に日に増しています。理由は大きく分けて２つありますが、１つは２０２４年１月クールを最後に、旧ジャニーズ事務所のタレントのドラマが出演が激減することが言われているからです」（前出の制作会社関係者）
２０２４年１月クールは、亀梨が出演する『大奥』など、旧ジャニーズタレントが出演するドラマが多い。
【日本テレビ系】
・Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ・永瀬廉（２４）出演の『厨房のありす』（主演は門脇麦／３１）
・Ｓｎｏｗ Ｍａｎ・渡辺翔太（３１）主演の『先生さようなら』
【テレビ朝日系】
・Ｓｎｏｗ Ｍａｎ・岩本照（３０）主演の『恋する警護２４時』
【フジテレビ系】
・亀梨和也出演の『大奥』（主演は小芝風花）
・ＳｅｘｙＺｏｎｅ・中島健人（２９）主演、Ｓｎｏｗ Ｍａｎ・向井康二（２９）出演の『リビングの松永さん』
が、１１月２０日の時点で正式に発表されている。
■１月クールを最後に“ジャニーズ俳優”の出演は激減する!?
正式発表されている以外の１月クールドラマは、嵐・櫻井翔（４１）の『大病院占拠』の続編『新空港占拠（仮）』（日本テレビ系）、なにわ男子・道枝駿佑（２１）のテレビ朝日系の火曜９時枠で「映画化やアニメ化、舞台化もされている有名小説を原作としたドラマ」（８月２３日・『週刊女性ＰＲＩＭＥ』より）が控えていることが、それぞれ報じられている。
「こういった１月クールのドラマの企画は、９月７日に旧ジャニーズ事務所が創業者のジャニー喜多川氏（享年８７）による加害騒動を認めるよりも前に動いていた。
事務所が加害行為を認めたことで、スポンサー企業が旧ジャニーズタレントの起用に難色を示すようになりましたが、１月クールのドラマは、他事務所の出演者やロケ地の確保などすでに動いていたため、簡単に旧ジャニーズタレントを降板させたり、ドラマをお蔵入りにすることはできない。
そのため、１月クールはそのまま旧ジャニーズタレントを起用することになりましたが、４月クール以降はいよいよ彼らの出演が激減すると言われているんです。そこで空いた“イケメン枠”に、辞めジャニを使いたがるドラマが増える、ということですね」（前出の制作会社関係者）
これまで、旧ジャニーズ事務所のタレントは１度退所したら最後、中居正広（５１）などごく一部の特例を除いて２度と民放の地上波ドラマやバラエティ番組に出演できない、という風潮があった。これはジャニーズに対する、各局の強烈な忖度があったからだが、現在の旧ジャニーズ事務所には、もはやそうした権力はなく、辞めジャニの起用は何も問題がない。
「山下さんと錦戸さんの名前が浮上している２つ目の理由は、双方の人気ぶりにあります。もちろんドラマに起用する辞めジャニは誰でもいいわけはなく、人気と実力が必要。山下さんは退所後も主演ドラマ『正直不動産』（ＮＨＫ）を大ヒットさせているし、錦戸さんも松坂桃李さん（３５）主演の『離婚しようよ』（Ｎｅｔｆｌｉｘ）で、松坂さんを食う存在感を発揮していた。
だからこそ、ドラマ界はアーティストとしてだけでなく、俳優として現在も圧倒的な人気と実力を兼ね備えた山下さんや錦戸さんに、熱視線を送っているということですね」（前同）
民放連ドラ復帰が期待されている山下と錦戸。２人を皮切りに、滝沢秀明氏（４１）の「ＴＯＢＥ」所属タレントや、ソロ活動をしている辞めジャニが、続々と地上波ドラマに参戦するのかもしれない――。
ピンズバNEWS編集部
